プリゴジン「反乱」? ――「わが国にとって困難なこの時期に、敵の術中に はまるべきではありません」――ロシア統合軍のスロビキン副司令官
♣ロシア軍トップが、「反乱」ワグナーPMCにメッセージ http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1704.html 出典:RT 2023.06.23 <記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ 2023.06.25> (強調はセワヤキ)
(…)「PMCワグナーの戦闘員と指揮官に訴えます」と、スロビキン(ロシア統合軍の副司令官)はまだ軍服を着たまま言った。「我々は困難な道を共に歩んできた。共に戦い、共に危険を冒し、共に損失を被り、共に勝利した。我々は同じ血を引いている。我々は戦士だ。どうか立ち止まってほしい。敵は内政状況の悪化を待っているだけだ。わが国にとって困難なこの時期に、敵の術中に はまるべきではありません」。(…)
金曜日(6月23日)に先立ち、ワグナーの責任者エフゲニー・プリゴジンは、ロシア軍が同社の野営地のひとつをロケット弾攻撃で標的にし、「多くの戦闘員」を殺害したと非難した。
ロシア国防省は、プリゴジンの非難は「真実とは一致しない」「情報による挑発だ」と述べた。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官によると、ロシアのプーチン大統領はプリゴジンとワグナーの状況について報告を受けており、必要なすべての措置がとられているという。
♣ロシア国防省長官、ワグナー戦士に「武装クーデター」に参加しないよう警告 http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1703.html 出典:RT 2023.06.24<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループRT 2023.06.25>
♣クレムリン、ワグナーとの取引の詳細を明らかに http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1706.html 出典:RT:2023.06.24<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ 2023.06.25>
ワグナー民間軍事会社(PMC)の創設者エフゲニー・プリゴジンに対する刑事事件は取り下げられ、彼はロシアを去ることになると、クレムリンは土曜日(6月25日)の夕方に発表した。
ドミトリー・ペスコフ報道官は、サンクトペテルブルクの大物でケータリング業で財を成したプリゴジンが「ベラルーシに行く」と明らかにした。
ペスコフ報道官は、ウクライナ紛争の最前線での彼らの努力を考慮し、ワグナーの戦闘員が迫害されることはないと付け加えた。同報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領のチームは「彼らの功績を常に尊重してきた」と説明した。
反乱に参加することを拒否し、さらに配下の全部隊が参加しなかったPMCの請負業者は、ロシア国防省と契約を結ぶことが許可される、とペスコフ報道官は述べた。
ワグナーは一夜にしてロシアで大規模な反乱を起こし、ロストフ・オン・ドン市の南部軍管区司令部を掌握し、モスクワに向かって進軍した。プリゴジンとベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が会談し、PMC指導者プリゴジンが部隊を「野営地」に戻すことに同意したため、反乱は土曜日(6月25日)遅くに収まった。