「緊張緩和」でアジアにも世界にも平和を! ~~「自由で開かれたインド太平洋の実現」は一皮むけば「中国包囲網」!~~
♣英仏独の欧州勢も 緊迫のインド太平洋へ【半田滋の眼 NO.33】2021.05.11
必見⇨ https://www.youtube.com/watch?v=MFu9sXAEcpI
♣ロシアと中国に関する言説に欠けている重要な言葉:緊張緩和2021.05.05ケイトリン・ジョンストンhttp://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-1270b1.html
(…)実際、アメリカの中央集権化した帝国が、ロシア、中国両国との益々敵対的な冷戦に向こう見ずに突入する中、国々の間での敵意緩和を意味する言葉「緊張緩和」は、奇妙なことに、主流談話に欠如している。先の冷戦中は、著名な民主党議員、共和党議員ともに受け入れていた議論の主な焦点だったが、この危険な新しい複数戦線の冷戦で、それは消え去った。
(…)一般にモスクワに対する、あるいは北京に対する、アメリカの無謀な冷戦エスカレーションを擁護する人々は、緊張緩和が起こり得る可能性を考慮さえしていないかのように語る。多くの人々は、そういう言葉が存在することさえ知らない。彼らは、唯一の選択肢は益々対決的な冷戦エスカレーションと考え、いかなる代案を考慮する概念的枠組みさえ持っていない。そうやって、ロシア及び中国との平和の可能性は、徹底的に人々の注目から隠されているのだ。
(…)我々は、既定の事実として選べる唯一の選択肢は、この二つの核保有国への攻勢を強化し続けるのを当然と思うようにされている。これはウソで、正気ではない。緊張緩和は絶対に選択肢だ。少数の有力な社会病質者が、アメリカ帝国は、いかなる犠牲を払っても支配権を維持しなければならないと決めたからといって、我々は毎日核のロシアルーレットという精神病ゲームで、地球上の全ての命を危険にさらし続ける必要などないのだ。 我々全員仲良くして、人類の繁栄に向かって、我々のエネルギーを一緒に使うことができない正当な理由などない。
(…)中国とロシアの権益を攻撃し傷つけることに代わる唯一の選択肢は、アメリカ帝国が地球の一極支配を放棄し、他の国々に、アメリカ帝国の支配を越えて繁栄するのを許すことであるから、この選択肢は隠されているのだ。
♣【日刊IWJ 2021.05.15】より該当部分要約
【「自由で開かれたインド太平洋の実現」をめざした共同訓練「ARC21」】
加熱する中国包囲網! 仏軍が強襲揚陸艦を持ち込み、自衛隊霧島演習場で米海兵隊と着上陸訓練! 英国からは英軍史上最大級の空母に世界最大規模の最新鋭戦闘機群を搭載した空母打撃群が日本に寄港! 艦隊にはオランダ軍も参加!世界各国から日本に集結した艦隊は、当然、中国のミサイルの標的となるので、「戦場」は日本列島に!!
参加国の顔ぶれ~~世界大戦を想定した規模の「連合軍」?!
海上自衛隊 護衛艦「いせ」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「あさひ」、護衛艦「こんごう」、輸送艦「おおすみ」、ミサイル艇「おおたか」、ミサイル艇「しらたか」、哨戒機、潜水艦。
米軍 ドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ」、P-8A(哨戒機)、MV-22(オスプレイ)。オーストラリア軍がフリゲート艦「パラマッタ」
フランス軍 強襲揚陸艦「トネール」、フリゲート艦「シュルクーフ」
日米豪印の中国包囲網「クアッド」への関与は フランス軍だけではありません。 2020.12.13付け時事通信(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121300103&g=int)は、「ドイツのクランプカレンバウアー国防相は、時事通信の書面インタビューに応じ、日本やオーストラリアなどインド太平洋諸国との連帯を示すため、独連邦軍のフリゲート艦1隻をインド太平洋地域に派遣すると表明した」と報じています。「自衛隊やインド太平洋諸国の軍隊と共同訓練を行う可能性にも言及した」とのこと。 さらにこの記事では「国防相はまた、インド太平洋地域では北大西洋条約機構(NATO)も『積極的な役割』を果たしていくと強調」したと報じています。
今年3月3日付け朝日新聞(https://www.asahi.com/articles/ASP333QRHP32UHBI045.html)は、ドイツのフリゲート艦派遣について「8月初旬にドイツを出港。マラッカ海峡などを通り、オーストラリアに寄港する。その後、年末にかけて数週間、朝鮮半島沖の監視活動に加わる」と報じています。ドイツはフランスと異なり、インド洋や太平洋地域に海外領土を持っていません。このため、北朝鮮への国連制裁の監視活動を名目に、中国牽制の包囲網に参加するとみられています。記事は「フリゲート艦は2022年2月末にドイツに帰る予定だが、その帰路で中国が軍事拠点化を進める南シナ海を通る計画だ」と報じています。
また、4月27日には防衛省(https://www.mod.go.jp/j/press/news/2021/04/27a.pdf)が「4月26日(現地時間)、 英国政府は、空母『クイーン・エリザベス』を中心とする英空母打撃群の日本への寄港を発表しました」と、報道発表しました。 この防衛省の発表によると、「今回の英空母打撃群には、オランダ海軍フリゲートも加わり、日本に寄港すると承知しています」とのこと。 4月13日付け産経新聞は「オランダは、フランスやドイツに続いて昨年秋、『インド太平洋』戦略のガイドラインを策定。『法の支配』を守るため、この地域の安定に積極関与する方針を示している」と報じています。
♣共同訓練ARC21の動画
※自衛隊&米英仏軍がフランス艦ミストラルに乗船して共同訓練:ジャンヌダルクhttps://www.youtube.com/watch?v=kTb9Vnrrw1Y (2021.05.14)
※日米仏豪が共同訓練・・・東シナ海での実施は初めて https://www.youtube.com/watch?v=0Q9OewcdI8M (2021.05.14)
※「日米仏共同訓練」を公開 ARC21 霧島演習場 https://www.youtube.com/watch?v=k1GfDaxmD_Y (2021.05.15)
※対中国を念頭に連携強化 日米仏が共同軍事訓練 (2021.05.15) https://www.youtube.com/watch?v=XheKf98UQGU
※日米仏ベルギー共同訓練 PHOTEX GASWEX(仏海軍提供動画)https://www.youtube.com/watch?v=UmhLwnEozCQ (2021.03.25)