韓国映画「金子文子と朴烈」上映中
http://www.fumiko-yeol.com/
https://ameblo.jp/kjroad/entry-12299619676.html
https://eiga.com/movie/90284/
https://eiga.com/movie/90284/theater/
私(セワヤキ)はだいぶ前にお向かいの韓国人の通訳で韓国語版を見ました。この映画の背景には関東大震災時(1923年)に起きた朝鮮人虐殺があります。その4年前の1919年に「3.1抗日運動」が朝鮮で起きていますが、すでにその時に鎮圧のために日本の憲兵らが朝鮮民衆を虐殺をしていたことも知っておく必要があります。
ほんとうに胸にぐっとくる映画でした。決して反日の映画などではなく、不正義(日本帝国主義)と命がけで戦った二人のすごさを伝えるものでした。残酷でない、心ある、他の日本人達も、しっかり描かれていました。何しろ実話だというところにすご味があります。これを見せてもらってから、金子文子の獄中手記の自伝をとりよせて読みました。
『金子文子 わたしはわたし自身を生きる―手記・調書・歌・年譜 (自由をつくる)』
手記だけであれば、文庫本でも読めます。
『何が私をこうさせたか――獄中手記』岩波文庫– 2017/12/16 1296円
「3.1抗日運動」については以下を参考にしてください。
※高麗博物館企画展(https://kouraihakubutsukan.org/)をIWJ記者がレポート! 1910年に朝鮮半島を併合した日本! 朝鮮の独立と東洋の平和、帝国日本の改心を訴えた1919年の3・1独立宣言に対し、日本は流血の弾圧で応じた!東アジアの平和について考えるこの企画展は、2019.6.23まで開催https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443069 2019.2.23(ハイライト 11分15秒)
※3・1運動の「宣言書」の現代日本語訳 外村大・東京大学大学院教授による解説
この記事を目にされた方には、「もし1919年の段階で日本人のほとんどが、3・1独立運動の『宣言書』をきちんと読んでいたら、1945年の破局は避けられたのではないか」という思いで、外村教授の解説を手がかりに、「宣言書」の現代日本語訳を読んでいただきたい、と切に願う。そして、そうした歴史をふまえれば、いまだに日本人は、根拠のない思い込みをもとに隣国に接するという悪癖を克服していないのではないか、と考えるきっかけとなれば、この記事の目的は果たされる。https://iwj.co.jp/wj/open/archives/444640 2019.3.12
※和田春樹・東京大学名誉教授らが、2010年韓国併合100年の年に、日本の知識人500人が、韓国の知識人500人とともに、併合の過程と併合条約について批判する共同声明を発表した。「韓国併合は、この国の皇帝から民衆までの激しい抗議を軍隊の力で押しつぶして、実現された、文字通りの帝国主義の行為であり、不義不正の行為である」「力によって民族の意志を踏みにじった併合の歴史的真実」を、「平等な両者の自発的な合意によって、韓国皇帝が日本に国権の譲与を申し出て、日本の天皇がそれをうけとって、韓国併合に同意したという神話」によって覆い隠したものであり、前文も条約本文も偽りであると明らかにした。「かくして韓国併合にいたる過程が不義不当であると同様に、韓国併合条約も不義不当である」――これが私たちの結論であった。2019.2.9 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441722
*******以下は無知のため恥の上塗りをしてしまった日本人の話******
(日刊IWJガイド、2019.3.22参考)
赤恥1)「外務省のプロパガンダ」
今年3月1日は、1919年の朝鮮3・1独立運動から100周年という節目の日で、韓国では各地で集会が開かれました。この時、日本の外務省は、「『3.1独立運動100周年』に際するデモ等に関する注意喚起」を発し、「邦人の皆様におかれましては、最新の情報に注意するとともに、外出の際、行進・集会等をできるだけ避けるなど、無用のトラブルに巻き込まれることのないようご注意願います」などと呼びかけた。
※「3・1 独立運動 100 周年」に際するデモ等に関する注意喚起(外務省、2019.2.28)https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=70983
赤恥2)『みなさまのNHK』のプロパガンダ
NHKは2019年2月27日、「27日に開かれた自民党の外交関係の合同会議で、出席した議員からは『韓国で日本人がデモに巻き込まれたり、危害を加えられたりすれば、悪化している日韓関係は破滅的になる』などと、懸念する声が相次ぎました」などと、さも正当な懸念が自民党より発せられたように報じた。当該記事は、さらに、河野太郎外相が上記の自民党から発せられた「懸念」を、そっくりそのまま韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相に対して伝えたことにも、何の疑問も呈していない。
赤恥3)厚労省の武田康祐・賃金課長が韓国の空港職員に対して殴る、蹴るなどの暴行!「無用のトラブル」に巻き込まれたのは日本人ではなく、韓国人! 「外務省のプロパガンダ」とは真逆!武田氏は、国家公務員の海外渡航に必要な届け出はしておらず、私用で渡航していました。拘束されていた19日当日に、フェイスブックに、「なぜか警察に拘束されてます。殴られてけがをしました。手錠をかけられ5人に抱えられ。変な国です」と投稿。反省する様子もなく、自身が酔って暴れていた事実は隠して、韓国ヘイトを発信していましたが、暴れる様子の録画が流れたことで万事休す。
※厚生労働省課長、韓国でトラブル 空港で暴行、ヘイト発言か(共同通信、2019年3月20日)https://this.kiji.is/481030408318764129?c=39546741839462401
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