宮沢孝幸京大准教授 による「新型コロナウイルス人工説」
♣日刊IWJガイド・2023.12.7日号より
■コロナウイルスは人為的に作られた!? 新型コロナウイルスとコロナワクチン問題を告発してきた京都大学准教授・宮沢孝幸氏が京都大学を退職へ! 宮沢准教授は「大学から最後まで理解を得ることはかなわず」、今後は「まったくの白紙」と吐露、京都大学による圧力を匂わせる! これは学問の自由を脅かす暴挙では!? 宮沢准教授が9月に提起した「新型コロナウイルス人工説」は、今後も検証が必要な重要指摘! 宮沢准教授は獣医学博士。ご専門は「内在性レトロウイルス学」です。
宮沢准教授の近年のご著書
『ウイルス学者の絶望』(宝島社2023)
『なぜ私たちは存在するのかーウイルスがつなぐ生物の世界』(PHP研究所2023)
『ウイルス学者の責任』(PHP研究所2022)
『コロナワクチン 失敗の本質』(宝島社2022)
『京大おどろきのウイルス学講義』(PHP研究所2021)
宮沢准教授は9月18日に新型コロナウイルスの変異株について重要な投稿を『X』(旧Twitter)に出しています。 内容は専門的ですが、その骨子は、新型コロナウイルスの変異の仕方があまりにも不自然(変異箇所が少しずつずれながら)で、人為的に操作されているようにみえる、というものです。(以下、その内容)
武漢株の不自然な点
1) S蛋白質にフリン切断部位(HIVの類似配列)が挿入されていたこと
2) スパイク蛋白質がウイルス受容体に結合する必要があるが、最初からヒトにほぼ最適化されていたこと
3) キクガシラコウモリ由来のウイルスに近かったが、直近の祖先ウイルスが見つかっていなかったこと
アルファからデルタ変異株の不自然な点
4) 武漢株と比較したときに、スパイクタンパク質に同義置換がほとんど見られなかったこと(ゼロもあり)
5) RNAウイルスの中ではコロナウイルスは変異が遅いが、極めて速く変異したこと
6) それぞれの変異株が独立に変異して、いきなり世界に広まったこと
オミクロン変異体の不自然な点
7) 武漢株と比較したときに、スパイクタンパク質に同義置換が1箇所しか見られなかったこと
8) 出現時の同義置換は極めて不自然(ほとんど見られない)なのに、出現後の変異には不自然な点は見当たらないこと(同義置換は普通に起こっている)
9) BA.1、BA.1.1、BA.2を詳細に解析すると、変異部位が一箇所だけ武漢型に戻った(復帰変異)分離株がみつかること(システマティックな実験に見えること)
10) 復帰変異は相同組換え現象では説明できないこと
11) BA.1とBA.1.1を較べると不自然な同義置換がみられること
12) 2021年11月に出現したとされるオミクロン変異株(BA.1とBA.2)とその組換え体が2020年にプエルトリコで発見されており、それが2022年冬になって登録されたこと(ただし、登録者にその事情を正す必要あり)
その他不自然な点
13) ウイルス増殖に不利なはずなのに、スパイクタンパク質が核に移行すること。移行する配列は他のコロナウイルスには見つかっていないこと
14) 核移行したスパイクタンパク質がエストロゲン受容体に結合して、細胞の増殖スピードを上げること(ターボがんの原因?)
15) 新しい変異株も世界同時多発に発生しているように見えること(どこかで流行して、それが別の地域に飛び火したように見えないこと)
ウイルス研究者として、極めて不自然な現象が次々と起こっているように見えます。他の研究者の見解を知りたいのですが。。。細かいことを言うと、他にもたくさんあるのですが、私が重要だと思うことについて、ざっと列挙しました。不思議なことに、ここまでおかしいのに、研究者が無関心なことです。そこの方が私には不思議かも知れません。私は大事件だと思うのですが、人工説を唱えるだけで白眼視され、迫害されます。(了)
追加
他のコロナウイルスでは非同義置換への超極端な偏りは見られません。組換えもありますが、レトロウイルスのような細かな組換えが起こるコロナウイルスを私は知りません。
※宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)@takavet1(X、2023年9月18日)
https://twitter.com/takavet1/status/1703750490079875385
https://twitter.com/takavet1/status/1703751115211456585
https://twitter.com/takavet1/status/1703752187611066714
https://twitter.com/takavet1/status/1703754386290409951
https://twitter.com/takavet1/status/1703754501008863497
https://twitter.com/takavet1/status/1703755883971559867
https://twitter.com/takavet1/status/1703756353842655302
https://twitter.com/takavet1/status/1703757234851955049
https://twitter.com/takavet1/status/1703758334879580506
宮沢教授はこれらの投稿に、加えて、「私にはシステマティックに実験しているように見えます」というコメントをつけて、「BA.1」と「BA.1.1」、「BA.2」の変異部位を示した配列図を示しています。文字が細かく、読み取ることができませんが、変異箇所が少しずつずれていることを示している図であると思われます。
※宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)@takavet1(X、2023年9月18日)
https://twitter.com/takavet1/status/1703759651953852431
https://twitter.com/takavet1/status/1703766671570198639
https://twitter.com/takavet1/status/1703771119914762686
宮沢准教授は、10月28日に、コロナ禍の「悪意」と、コロナウイルスの人工説について以下のように『X』に投稿しています。
「私はこのコロナ禍は『悪意』があったと考えている。最初は、人々の知識不足と思っておりましたが、2020年の秋くらいには明確な意図があるのではと疑うようになった。あまりにおかしいと。そしてワクチン。その疑いは強くなり、パンデミック条約を知り、すべてがつながりました。主犯は誰かわからない」。
※宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)@takavet1(X、2023年10月28日)
https://twitter.com/takavet1/status/1718247963192107318
「さらに人工説が加わると、身の毛もよだつような恐ろしさを感じました。敵はとても恐ろしい集団だと。それを陰謀説に陥ったと揶揄する人も居ます。そういう人たちの主張もわかりますが、ずっとウイルス研究して、さらにワクチン問題やXMRVで世の中の裏側を知った私には、本質は手に取るように分かった」。
※宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)@takavet1(X、2023年10月28日)
https://twitter.com/takavet1/status/1718248740711235671
IWJには、宮沢准教授による「新型コロナウイルス人工説」を検証することはできませんが、第三者による検証が必要な、ひとつの重要な指摘であることは間違いありません。
宮沢准教授の12月6日の投稿:
「京都大学から追い出される人間だが、私の中では京都大学は日本の大学の最後の砦と今も思っています。私は京都大学から去りますが私を見て立ち上がる先生が出てくることを強く期待しています。1人では突破できなくても100人立ち上がれば突破できるかもしれない。100人クビになっても日本を守れるなら」。
※宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)@takavet1(X、2023年12月6日)
https://twitter.com/takavet1/status/1732111216804499619
「追い出される」、「クビ」といった言葉遣いから、宮沢准教授にとって、京都大学を退職することは、必ずしも本意ではないことが伝わってきます。 この文面やご著書、研究などから推測されるように、宮沢教授が新型コロナウイルスについての研究や、コロナワクチン問題に言及したことから宮沢教授に退職を迫ったということが、もし事実であれば、学問の自由を奪う暴挙です。この問題を注視していきたいと思います。
『Voice』という署名サイトには、「宮沢孝幸先生の京都大学退職に関する重大な「疑義」に対して京都大学に情報の開示と説明を求めます」というページが立ち上がり(12月24日締め切り)、12月6日時点で署名数は1万人を超え、「エール」は150万円を超えています。
※宮沢孝幸先生の京都大学退職に関する重大な「疑義」に対して京都大学に情報の開示と説明を求めますhttps://voice.charity/events/629
♣ ISF(独立言論フォーラム9月23日)の宮沢氏へのインタビュー
前半必聴➡ https://isfweb.org/post-27635/
後半必聴➡ https://isfweb.org/post-27641/