新総理菅義偉の素顔――「安倍政権の継承」どころか、「安倍政権の悪夢」深化か!
♣【日刊IWJ 2020.09.15】官房長官として安倍政権を支え続けてきた菅氏は、安倍政権の取り組みを継承する旨を明言しています。菅氏は7年8ヶ月もの間、官房長官として安倍政権に関わる数々の疑惑や不祥事についての批判や説明責任の求めに対して、ことごとくはねのけてきた人物です。政権の「顔」が変わっても、違憲、脱法、癒着、隠蔽、改竄、差別、棄民、私怨、といったキーワードで語られてきた政権運営に大きな変化はなさそうです。
※IWJタグ:菅義偉https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%8F%85%E7%BE%A9%E5%81%89
♣東京五輪招致をめぐるIOC委員買収問題に新証拠! 菅首相も賄賂に関与か セガサミー会長に「4億~5億円の工作資金が必要」とhttps://lite-ra.com/2020/09/post-5643.html 1~3
(…)この問題を伝えたのは、「週刊新潮」2月20日号。記事によると、五輪の東京開催が決まった2013年秋ごろ、セガサミーホールディングスの里見治会長が東京・新橋の高級料亭で開いた会合で、テレビ局や広告代理店の幹部を前に「東京オリンピックは俺のおかげで獲れたんだ」と豪語し、こんな話をはじめたというのだ。「菅義偉官房長官から話があって、『アフリカ人を買収しなくてはいけない。4億~5億円の工作資金が必要だ。何とか用意してくれないか。これだけのお金が用意できるのは会長しかいない』(…)菅官房長官は「嘉納治五郎財団というのがある。そこに振り込んでくれれば会長にご迷惑はかからない。この財団はブラックボックスになっているから足はつきません。国税も絶対に大丈夫です」と発言。これを受けて里見会長は「俺が3億〜4億、知り合いの社長が1億円用意して財団に入れた」とし、「菅長官は、『これでアフリカ票を持ってこられます』と喜んでいたよ」と言うのだ。(…)
♣菅義偉氏の「官房機密費」疑惑!
※菅義偉首相が使った官房機密費の“ヤミ金”は78億円! 河井夫妻や安倍応援団にも? マスコミはパンケーキよりこの問題を報じろ2020.09.20 https://lite-ra.com/2020/09/post-5625.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push 1~4 より要点
▶河井克行・案里夫妻の選挙買収事件で「官房機密費」が使われているとの疑惑が
▶評論家やジャーナリストにも渡されてきた官房機密費
▶”官房機密費の金庫番”として78億円もの使途不明金を使ってきた菅首相
菅義偉首相率いる内閣が信じられないことに60%以上という高い支持を受けている。これは、この国も国民の忘れっぽさや付和雷同的な傾向もさることながら、メディアが総裁選の最中から菅首相の実像を一切伝えず、「苦労人」「パンケーキおじさん」「仕事人内閣」などともちあげ続けてきたことが大きい。
菅首相は安倍政権下で起きた行政の私物化、不正、スキャンダル、そして民主主義を破壊する強権政治の実行部隊長だったのだ。 森友公文書改ざん、黒川弘務検事長の定年延長、山口敬之逮捕の、河井克行・案里夫妻の選挙買収問題、カジノ利権、沖縄いじめ、テレビ局への圧力……菅首相をめぐる罪科はキリがないほどだが、今回は「官房機密費」の問題を取り上げた。
♣総裁選圧勝予想の菅義偉氏、河井前法相事件との関係を忘れてはならない! https://www.youtube.com/watch?v=Fij0dCwqZpw 動画
♣菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに! 圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口2020.09.14 09:31 https://lite-ra.com/2020/09/post-5633.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzouより要点のみ
安倍政権下で「自分の意向に背く奴は左遷する」という官僚人事を実行してきた菅氏は、新政権下でも政権の意向に歯向かう官僚は異動させる(=「恐怖政治」を敷く)ことを断言!
「私ども、選挙で選ばれてますから、何をやるかという方向が決定したのに反対するのであれば異動してもらいます。」(=現場の声に耳を傾ける気などさらさらないし異論を唱える者は排除する。弾かれたくなければ忖度しろ、言うことを黙ってきけという恫喝!)
森友問題では安倍首相の「私や妻が関係していたら首相をやめる」という発言を端緒にして公文書の改ざんが命じられ、それに猛反発したのに聞き入れられず従わされた近畿財務局の職員・赤木俊夫さんは自殺にまで追い詰められた。
しかも、菅氏はそうやって異を唱える官僚を左遷するという見せしめをおこなう一方、自分に跪き、言うことを聞く「イエスマン」を露骨に引き上げてきた。つまり、捜査を握りつぶしてくれる「用心棒」として黒川弘務・元東京高検検事長と安倍政権の強いパイプを築いたのは菅官房長官だったのだ。安倍首相は「総理を辞める」宣言のあと、菅官房長官に「私の家内の名前も出ましたから、しっかりと徹底的に調べるように」と指示を出していたことを国会でも認めている。そして、菅官房長官はこれを受けて、同月22日に財務省の佐川理財局長と中村稔・総務課を呼び出している。改竄が始まったのは、その2日後のことだ。
♣『クロ現』降板の国谷裕子が問題の菅官房長官インタビューの内幕を告白! 「メディアが同調圧力に加担」との警鐘も2016.04.14 https://lite-ra.com/2016/04/post-2160.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzou
♣【横田一の現場直撃】No.78 菅総裁誕生 腰巾着の強権政治/枝野、反カジノのドンに会う/動き出すリニア 20200915 https://www.youtube.com/watch?v=CHo8SBJDssA
フリージャーナリストは記者会見から排除されるという傾向が一層強くなった。小池都知事の場合は気に入らない記者は指名されないが、「ミスターたたき上げ総理」の場合は記者会見場入り口で「危険な質問をしそうな記者」は排除される。