自衛隊が「全滅させられる訓練」!
富士山麓で米軍と自衛隊が連日戦闘の「共同訓練」
大部分の国民は知らないでしょうが、世界遺産になっている富士山の山麓では在日米軍と自衛隊が戦闘の共同訓練をしています。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-25/2017092515_01_1.html
実は 、北富士・東富士両演習場については日本への返還後も密約で、年間270日の使用権が米軍にあると認められているのです!http://blogos.com/article/68816/
御殿場に住む人の話を聞くと、オスプレイが飛来したのをすでに見たそうです。「自衛隊(&?)による演習」は朝の7時から夜の10時まであると有線放送で予告され、砲弾は東富士演習場から北富士演習場にむけて打ち込まれているそうです。「ヘリコプターの発着訓練」も連日のようにあることが予告されていますが、そのヘリコプターにオスプレイが混じっていないという保障は全くないのです。
IWJのインタビューで暴露された自衛隊の実態 (2)
自衛隊はなぜ、海外へ派兵されるのか 2017.10.7
新刊「日米指揮権密約」の研究 の著者、末浪靖司氏にインタビュー
必見!➡ http://iwj.co.jp/wj/open/archives/400203 60分 会員以外でも視聴可 !
末浪靖司氏によれば(5分24秒過ぎから)、富士演習場では、なんと、イラク戦争で使われ有名になったあの恐ろしい劣化ウラン弾用の対戦車戦の訓練施設もあるそうです。まさか実弾でやってはいないと思いますが・・・
さらに驚愕なのは(9分15秒過ぎから)、「指揮権密約」で米軍の指揮下に置かれている状態の自衛隊が、「全滅させられる訓練」をやらされているという のです!北富士駐屯地にいる陸上自衛隊「訓練評価隊」の約180人が、2014年1月、カルフォルニア州の砂漠に作られた広大な演習場(米陸軍訓練センター)で、米軍から砂漠戦の訓練を受けたのですが、その訓練は自衛隊の戦車や装甲車が、対戦車ミサイルで破壊され、普通科小隊が全滅するという最悪の状況を想定した 訓練 だったそうです。
「指揮権密約」と 「安保法制」により、日本国民の決断ではなく、米国の思惑で、自衛隊が戦地に送り込まれる危険性が、現実のものになっています。そして改憲勢力が3分の2を超えた今、日本はまさに崖っぷちに立たされています。9条加憲による自衛隊の合憲化や「緊急事態対応」(=緊急事態条項)が国会で発議され国民投票で通ってしまえば、「万事休す!」となります。
そして、なによりも愚かしいのは、その改憲の根拠のように思わされている「北朝鮮によるミサイル攻撃」の意図が「日本攻撃」ではなく、「米国攻撃」であることです。「北朝鮮」は、アメリカに、眼と鼻の先でやっている米韓軍事演習をやめてもらい、「休戦」状態の朝鮮戦争を「終戦」にしてもらいたいだけなのです。
必見!➡ http://www.sewayaki.de/北朝鮮が核開発に固執する理由.html
※「北朝鮮」に日本攻撃の意思なし!――14度訪朝に成功したジャーナリスト・浅野健一氏に岩上安身が訊く!2017.11.6
北朝鮮陸軍中佐が「日本がこのまま対米追従を続ければ日本攻撃の可能性はある」と警告。逆に言えば、「米国に加担さえしなければ、日本は攻撃対象にしない」という意味だと浅野氏は指摘。「朝鮮が日本にミサイルを撃つことはない。在日朝鮮人もたくさんいます」としながら、「米軍と一緒に行動すれば朝鮮による日本攻撃はありえる。だから米軍と一緒の軍事行動をやめればいい」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/404575 (ハイライト動画 14分42秒)
※北「米軍事行動に不参加なら核攻撃せず」――国連提出声明で同盟国をけん制(東京新聞、2017.10.17)http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201710/CK2017101702000280.html
「日米共同軍事訓練」下で、自衛隊が「全滅させられる訓練」をやっている!
これを知った後でもなお「米軍が日本を守ってくれている」と信じているとすれば、その人の脳みそは間違いなく「お花畑」でしょう。
2017年 11月 26日 セワヤキ