中国の脅威?――負い目がある相手を悪者にすることで自分にある非をごまかそうとする。これはよくある手だ!――
◆ポンペオは国務省記者会見で「武漢ウイルスは殺人者で、イラン政権は共犯者だ。」と述べた。http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-865b27.html
◆中国は星条旗に取り囲まれている!2020.3.23http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-3ba75c.html (動画: 英語 沖縄については1:06:36~)
「アメリカは、基地とミサイルと艦船で、あらゆる大陸、あらゆる海を覆う世界最大の軍事大国だ。中国は、この支配に対する脅威だとワシントンが言う。だが脅威は一体誰だろう? この映画は勢力の変化と、大きな危険に関するものだ。」
◆安倍総理は2013.12.27、国際NPO団体「プロジェクトシンジケート」のウェブサイトに、「アジアの民主主義セキュリティダイアモンド構想」という『安倍論文』を英語で発表(なぜか日本語なし)https://iwj.co.jp/wj/member/archives/54371#memberB
これは、オーストラリア、インド、日本、米国ハワイによって、中国包囲網を作ろうとするもの。かなり攻撃的な口調で書かれており、『このままでは、南シナ海が北京の湖になる』といった挑発的な言葉も使われている。しかし、日本のメディアではまったく報道していない。
◆「本当の病人」と定義されるべきなのは、中国ではなく欧米 2020.3.24 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-532a27.html
つい最近、ウォールストリート・ジャーナルは、アジアの本当の病人と呼んで、中国を侮辱した。(…)2020.3.15、サンは、こう報じた。
「ドナルド・トランプの側近が『アメリカ人だけのために、コロナウイルス・ワクチンを利用しようとして、ドイツ企業への莫大な資金を提案した』」。(…)
帝国の振る舞いは、コロナウイルスより、遥か容易に、人をひどい病気にできる。(…)実際に、中国とその国民は、人間が振る舞うよう期待されている通りに振る舞っている。もしそれが「病人」と呼ばれるなら、一体何が「健康」なのだろう?
◆病める残虐さ。アメリカ制裁の中、Covid-19と戦う世界2020.4.1http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-9b491a.html
新型コロナウイルス感染者数で、アメリカが世界最大になるにつれ、多数のアメリカ政府チャーター便が、中国からアメリカに肝要な医療機器と物資を空輸し始めた。アメリカで流行がピークに達するのは数週間以上先で、厳しい死者数が予測されている。この人道的危機ゆえに、大規模な医療物資輸送を組織化する上で、中国は当然、アメリカに協力している。普通、それに対して、ワシントンから多少返礼があってしかるべきだと思うだろう。結局、中国は、アメリカが人権侵害だとするもののかどで制裁を課した国の一つなのだ。アメリカには、中国に対する制裁を中止して、いささかの団結と感謝を示す義務はないのだろうか?
中国だけではない。主に、ワシントンによる人権侵害非難ゆえに、約30の国と地域が、現在アメリカ制裁リスト上にある。キューバや北朝鮮やイランなどの標的に定められた国の中には、数十年間も制裁下にある。ロシアやイエメンやベネズエラなどの他の国々が、最近、このうさんくさいクラブに入れられた。
確かに、国籍にかかわらず、何百万人もの人々を脅かしている未曾有の世界的大流行の中、他者との本当の団結や深い思いやりを示す時期だ。他の国々に制裁を課すという考え自体、時代錯誤であるのみならず、全く野蛮だ。(…)
◆アメリカのイラン制裁に国際的な批判 医療品輸出制限でコロナ予防を阻害https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/16271
(…)イラン側からは、ザリーフ外相がツイッターで「トランプ大統領は現在、違法な制裁を強化しており、そのためにイラン市民が新型コロナウイルスの感染症で死亡している」と発信。ストッカー赤十字国際委員会イラン代表部首席代表が記者会見で、「イランに対する医薬品関連の制裁は、医療患者への影響からして容認できない」「難病の患者や貧民に影響を及ぼしている」とのべたことが報道されている。エブテカール副大統領(みずからも感染)は大学で免疫学を教えていた化学者だが、時事通信とのインタビューで「医療品は制裁対象外のはずなのに、そうはなっていない。必要な医療品確保が難しくなっている」として、アメリカによる制裁強化が感染防止の阻害要因となっていると訴えている。
◆対イラン制裁を解除すべき頃合い2020.3.24 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-c09119.html(…Covid-19が猛攻撃最中の今、)ヒューマンライツ・ウォッチによる詳細な報告が「アメリカ当局の攻撃的言説と連動する金融取引上の広範囲な制約が、肝要な医薬品や医療機器を含め、イラン機関による人道的輸入資金調達能力を、どのように劇的に制限しているか」文書で証明している。(…)
◆新型コロナウイルス:キューバと米国2020.3.25 https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/b38b30d32df2a1f2d1a7a47387f5f285
(…)今日まで、キューバ共和国が米国によって征服破壊されなかった、キューバが米国の容赦ない残忍な暴力をかいくぐって生き延びてきたという歴史的事実、これは、まさに奇跡と呼ぶにふさわしい事実です。(…)早期の報道の一例はキューバが開発したインターフェロンが中国で新コロナウイルス患者に使用されて有効性が示されたという3月15日付けのニュースでした。(…)
◆キューバ、新型コロナ医療支援を「外貨稼ぎ」と断た米国に猛抗議https://www.afpbb.com/articles/-/3275633 2020.3.27
(…)キューバは医療従事者の養成プログラムが優れていることで知られ、世界61か国で3万人のキューバ人医師が活躍している。ここ数週間は新型ウイルス対応のため、要請に応じてイタリア、ベネズエラ、ニカラグア、グレナダ、スリナム、ジャマイカ、ベリーズに医師団を派遣している。
キューバ外務省は、「米国務省がキューバの提供する国際医療協力に対し、継続的に悪質な疑惑とうその宣伝活動を行っている」と外交文書で抗議。「米政
府の疑惑の宣伝活動は、いかなる状況においても道義にもとる。全人類を脅かすパンデミックのさなかにあっては特に、キューバに対しても世界に対しても侮辱的だ」と非難した。(…)
追伸 セワヤキ: 目下、中国は、対コロナ支援を世界の80カ国以上に送っているとのことです。