コロナ騒動裏でショックドクトリンⅢ ―六ヶ所村核燃料再処理施設の稼働承認? 検察庁法改正案?― 棚上げせよ! 凍結せよ!
◆原子力規制委員会は13日の定例会見で、日本原燃株式会社再処理事業所(いわゆる六ヶ所再処理工場)を新規制基準に「適合」していると判断する審査書案を了承したと発表しました。https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40227
※第5回原子力規制委員会(2020.5.13)https://www.youtube.com/watch?v=afYXiG6b1i8
※日本原燃株式会社再処理事業所再処理事業変更許可申請書に関する審査の結果の案の取りまとめについて(案)(2020.5.13)https://www.nsr.go.jp/data/000310671.pdf
今回稼働が「承認」された六ヶ所村の核燃料再処理施設は、後述するように、使用済み核燃料を再利用できるように加工する施設ですが、東日本大震災の原発事故でさえ比較にならないほどの、信じられない規模の災厄を惹き起こす可能性を持っています。 2012.7.3に行われた岩上安身によるインタビューの中で、村田光平氏(元駐スイス大使)は「再処理工場で もし事故が起こった場合、通常の原発1000基分にあたる放射能が拡散してしまうと言われている。最悪の事態が発生すれば、1万キロ以内の住人が死ぬ」という、専門家の報告を取り上げて紹介しました。1万キロ以内という範囲は、北半球がまるごと入る広さです。 しかも六ヶ所村の核燃料再処理施設からわずか30kmのところに、米軍三沢基地があり、基地から飛び立った米軍機が周辺で何度も部品落下などの事故を起こしています。いつ再処理施設に落下して被害を与えるかわかりません。さらに、三沢基地は北朝鮮のミサイルのターゲットでもあり、基地と再処理施設が同時に狙われる可能性も十分考えられます。つまり万が一、六ヶ所が爆撃されたり、地震等で事故が起きたら、北半球が壊滅するのです。
※六ヶ所再処理工場で事故が起これば福島1000基分の放射能が拡散!? 1万キロ四方の住人が急性被曝で死亡!?~ 岩上安身によるインタビュー 第224回 ゲスト 村田光平(みつへい)氏(元駐スイス大使) 2012.7.3https://iwj.co.jp/wj/open/archives/21731