IWJの問い合わせに対するNHKからの回答例:
「NHKは、報道機関として、正確な事実に基づいて、公平・公正、不偏不党、
何人からも干渉されることなく自ら律して放送にあたっています。
また、報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送しています。　取材・制作の過程に関わることや、個別のニュースの編集判断に関することはお答えしていません。」
詳細はここ➡ 2019.07.18 日刊IWJガイドhttps://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38927

NHK報道の実際

例１） 森友問題でスクープを連発し、この取材を続けるためにNHKを辞職した元NHK記者の相沢冬樹氏は「（森友問題の報道で）上層部からの圧力があった」と明言しています。もはやNHKは、政権におもねる報道で、上から下まで貫かれてしまっているのではないでしょうか。
※ 上層部からの圧力か!? 森友問題でスクープを連発した元NHK記者の「考査室への異動」の真相に迫る！岩上安身による大阪日日新聞論説委員・相澤冬樹氏インタビュー 2018.10.2 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432870（ハイライト 7分27秒）

例２） 前文科省事務次官の前川喜平氏は、加計問題で「私に最初にインタビューしたのはNHKだが、いまだに報じられていない。当初、NHKが文書を報じた際に、『官邸の最高レベル』という核心の部分は黒塗りにされていた。これはなぜか」と2017年6月23日に行われた日本記者クラブでの会見で疑問を呈しています。
※「読売記事は官邸の関与あった」「NHKはいまだに私のインタビューを報じていない」「テレビ出演するコメンテーターの中には、どのような状況証拠が出てきても、官邸の擁護しかしない者がいる。私は国家権力とメディアの関係に、非常に不安を覚える。国家権力と『第四の権力』といわれるメディアの関係を問い直さなければいけない。メディアの自浄作用に期待したい」2017.6.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/385210（テキスト＆ハイライト動画 13分13秒）

例３）小笠原みどり氏（ジャーナリスト、元朝日新聞記者）講演でNHKの報道姿勢を批判∶「2018年5月19日に放送されたNHKスペシャル『日本の諜報スクープ最高機密ファイル』で『北村滋』の名がやっと出てきた。これが（伊藤詩織さんが霞が関の司法記者クラブで事件について記者会見を開いた）去年の5月なら、北村滋という名前を聞けば国民が驚くタイミングだったはず。彼は、加計問題、森友問題にも関係している。それを、NHKは1年ぐらい経ってから何気なく織り込んでくる。NHKは全国に電波が届き、見る人も多い。影響力が大きいからこそ、知らせる価値のあることを、きちんと伝えてほしい。自分たちが政権に批判的な放送もしているとしながら、内容が伴っていないのは詐欺的なことだ。」
※巨大な監視網による情報操作と世論誘導で不都合な真実は消去！「内部告発の重要性をスノーデンが教えてくれた」ジャーナリスト・小笠原みどり氏講演会 2018.7.28https://iwj.co.jp/wj/member/archives/428526#memberB 全編動画

例４） 2017年の衆院選直前の各党首についてのNHKの報道
私、ｾﾜﾔｷは偶然一時帰国中で、日本で投票しました。テレビでのこのときの報道は非常に公正を欠いたものでした。まず、安倍首相について長々報道し、その後、小池百合子氏について次に長い報道、といった具合でした。今回の参院選に当たってはどうであるか、報道順は？報道の長さは？ストップウオッチで計ってみてください。もし相変わらずであったら、早速抗議してください。
メディアのリストhttp://www.sewayaki.de/%E3%83%A1%E3%83%87%20%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88.html

2019年 7月18日セワヤキ