菅氏の『つかみがね』86億円超!
♣菅氏、1日307万円×2822日支出
官房機密費の“つかみ金”86億円超 総裁選中もきっちり使う 2021.01.04
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-01-04/2021010401_01_1.html(以下、抜粋)
菅義偉首相が内閣官房長官に在任した7年8カ月余(2822日)で自身に支出した内閣官房機密費(報償費)は86億8000万円超だったことが、本紙が情報公開で入手した資料で判明しました。支出した官房機密費の総額95億4200万円余の90・97%を菅氏は、自身の“つかみ金”として1日平均307万円をつかった計算になります。(矢野昌弘)
菅氏が総裁選への出馬を表明したのは、9月2日のこと。その前日の1日に菅氏は、官邸内にある官房機密費1億3200万円余のうち、9020万円を菅氏自身
官房機密費は会計検査院に対しても支出先や目的を明かす必要のない“つかみ金”です。機密費のうち「調査情報対策費」と「活動関係費」は、事務補助者が出納管理をします。しかし「政策推進費」は官房長官にお金が渡った時点で“支出完了”となるため、何に使ったかを知るのは官房長官のみ。
菅氏は昨年9月14日に自民党新総裁となり、同16日に首相に指名されます。16日に官房機密費の引き継ぎを行った際には、9月に入ってからの16日間で、4820万円を菅氏が使っていました。総裁選中もきっちり1日平均300万円をつかった計算です。
菅氏が使い残して、年度末に国庫に返納した官房機密費は12年度~19年度分をすべてあわせても40万5000円余です。