無用の長物=原発 「いま原発新設の謎」について。温暖化防止に一番反対なことが原発。普通の原発一基で1秒間に70トンの海水の温度を7℃上げる。CO2による間接的な地球温暖化に比べ、原発は直接的に海水を温める装置になっている。
♣映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』公式サイト https://saibancho-movie.com
※シモキタ-エキマエ-シネマK2 2023年1/4より公開中https://k2-cinema.com/event/title/153
※自主上映会ご案内サイトhttps://saibancho-movie.com/wp/
♣営農型太陽光発電とはhttps://einou-pv.org/solar-sharing
営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)は田や畑、果樹園などで農業を行いながら、その農地の上、3m~3.5mの高さに太陽光発電を設置するもので、農作物の売り上げに太陽光発電による売電収入が加わることで、農家の所得向上に貢献します。
♣「いま原発新設の謎」武蔵野政治塾 緊急対談 (強調はセワヤキ)
動画https://www.youtube.com/watch?v=q_aabkLK_Bs
2022年12月22日のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議において 原発新設と原発再稼働、老朽化原発の使用延長が決定されました。 この暴挙に対して黙っているわけにはいかない! ということで、2023年1月4日に急遽対談
<講師> 樋口 英明(元福井地方裁判所部総括判事)、小原 浩靖(『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督)、橘 民義(武蔵野政治塾 事務局長)
♣「私が原発を止めた理由」元福井地裁裁判長 樋口英明氏が語るhttps://www.sewayaki.de/index.php?id=294 (強調はセワヤキ)
原発での発電は熱効率が悪く(熱量の3分の1しか電気にかえられない)、海に捨てられる熱量(海水による冷却=海水が温められる)は凄まじい量になる。普通の原発一基で1秒間に70トンの海水の温度を7℃上げる。CO2による間接的な地球温暖化に比べ、原発は直接的に海水を温める装置になっている。原発を作る過程でも嫌というほどCO2を出すし、廃炉になったとしても核燃料をずっと(~万年)管理しなくてはならない。その管理の過程で出るO2の量は計算不能なほど。だから、原発はCO2の問題解決に最も反対のもの。温暖化防止に一番反対なことが原発
♣菅直人元首相が原発回帰の岸田政権を批判──“拡大版ヤシノミ作戦(落選運動)”は広がるのか!? 【横田 一】 https://www.data-max.co.jp/article/61374
(…)原発推進の弊害を指摘したうえで菅元首相は、代替案も提示していた。
「私はこの間、一番力を入れているのは、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)です。つまりは農業をしながら農地の上に太陽光をパネルの棚をつくっていく。400万ha、日本には農地がありますから、そこに1haあたり500kWのパネルを置くことができ、年間1000時間は太陽が照りますので、『2兆kW』の発電が理屈上可能。いま日本が使っている電力が『1兆kW』だからそれの二倍です。さらに最近、ソーラーパネルを屋根のようなかたちに置かなくても垂直に置いても、太陽が動くので相当発電する。高速道路とか新幹線の両側とかにパネルを立てても、相当の電力を供給することができる」。
(…)福島原発事故時の官邸と東電のやりとりを描いた映画『太陽の蓋』を制作した異色の経営者・橘氏は、その映画の主人公ともいえる菅元首相と瓜2つの主張をしたのだ。「(…)世界は自然エネルギー、太陽光に向かっています。この10年で太陽光の発電コストは10分の1、風力も7割減になりました。さらにバッテリーのコストも10分の1になりました。それなのに『太陽が照らない日がある』とか言って反対する。政府が自然エネルギーに舵を切ればできるのに、やらない。原発なんて高いものにこだわる」
(…)一石二鳥とはこのことだ。旧統一教会の応援を受けて選択的夫婦別姓に抵抗する国会議員は、原発回帰を鮮明にした自民党(とくに安倍派)に多いため、ヤシの実作戦は原発推進議員の落選運動も兼ねることができるのだ。もっといえば、原発攻撃リスクをさらに増大させる敵基地攻撃能力保有や防衛費倍増を進める軍拡議員を落とすことにも有効だ。選択的夫婦別姓反対のヤシノミ作戦対象議員は、多くが原発回帰や軍拡推進に熱心であるからだ。
ちなみに武蔵野政治塾は「停滞して動かない政治を国民の手に取り戻す実践的な知の源泉」「原野だった武蔵野から日本の政治に復活の息を吹き込む」という趣旨で2022年8月に設立された。岸田政権が原発回帰や防衛費倍増に邁進するなか、統一地方選や次期総選挙に向けて“拡大版ヤシノミ作戦”がどこまで広がり、政治を変える力となるのかが注目される。(強調とこれはセワヤキ)