「安倍政府の狙いはズバリ、米国とのＦＴＡだ！」
http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/92944be70dec6d17f9d532747945bba9
安倍与党は、発効出来ないTPPに従って種々の国内法を次々に書き替えようとしています。　例えば、解雇が容易にできるように労働基準法を、水道の民営化に向けて水道法を、医療、介護等の改正法を次の国会に予定しています。　TPPがトランプ大統領の離脱で発効できなくなったとしても、安倍与党は日米財界のため、一握りの特権階級のために動きを止めていないのです。

米韓FTA により韓国の国民皆保険は骨抜きにされつつある。

「貧困大陸アメリカ」➡ 「貧困半島韓国」➡ 「貧困列島日本」
これをを阻止するには、アメリカで起きたこと、韓国でおきていることを知ることが必須！「無知は弱さになる。」アメリカの医者たちも政治に関心がなかったために、医療にマイナスの法律ができるのを防げなかった。

アメリカの今を理解する手がかりとなる言葉
「国全体が株式会社国家に」―― １パーセントのスーパーリッチよる支配
マスコミを買うだけでなく、献金やロビー活動などで政治を買い、企業の都合に合わせた法律に変えさせていく。国家全体が上部１パーセントの株主のための法律を作るようになる。大企業は巨大化していき、中小企業はつぶれていく。そして、中産階級であった市民がどんどん貧困化していく。その最後のとどめがオバマケア。

オバマケア導入で、医療保険会社と製薬会社の株価が上昇。一方で医者と被保険者の負担が何倍かになった。それは、そもそもオバマケアの法案の元が、実は保険会社が書いたものだったからなのだ。保険会社に有利になっているのは当然だ。米国では、「回転ドア」と呼ばれる現象があり、政治家と企業家がしばしば役を入れ替わる。業界が政府の有識者会議などに入りこんで、大企業に有利な法律を制定させている。（必聴☞ https://www.youtube.com/watch?v=pMe8dEHLP1Q （～30分）

オバマケア ➡「商品としての皆保険制度」であるため、国民負担はかえって上昇
日本の医療 ➡「国家による社会保障としての皆保険制度」基本的人権として保障

次のターゲットは日本
米国の医療保険会社と製薬会社はグロバル企業！多国籍である。世界中を見回して次の市場として保険が好きな国を狙う。韓国や日本。韓国は国民皆保険であったが、すでに米韓FTA締結後、自由診療の特区が作られ、皆保険制度が形骸化している。

日本でも、政府の有識者会議に業界が既に入りこんでいる。「回転ドア」が機能しているのだ。その「有識者会議」には、なんと外国の業界までが入り込んでいて、日本の政治に口をはさんでいる。有識者会議の参加者を今のように官僚に選ばせていてはいけない。日本人は皆保険制度を空気のように考えているので、知らない間に医療保険が「商品」に変えられていても気づかない恐れがある。

日本の医療皆保険をグロバル保険会社による商品化から守るには？
米国で起ったことを検証して、そのパターンを見極め、対抗策を練る。米国では、食品、農業、教育、監獄までが次々に「商品化」されていった。そこにはパターンがあるので、そのルールを知ることが、まず第一歩。

大事な法改正であればあるほどメディアに出ない。例えば、特定秘密保護法が通ったときにマスコミが大きく騒いだが、その裏で「国家戦略特区法」（＝企業天国を日本全国各地に作ろうという法http://www.data-max.co.jp/280328_knk_04/）が国会で制定されてしまった。

合法的に法律を変えられてしまうことから「商品化」が始まるので、それを事前に阻止することを目指す。国会議員（700人）を野放しにしておかない。国会で審議されている法案を吟味する。参院、衆院のホームページには、毎日、審議中の法律についての掲載がある。法案の文章は難しいので、自分で検索していく。その際、共産党の説明が役立つだろう。赤旗の記者は分かりやすく説明する能力が高い。

一党独裁状態の場合、法案が通ってしまったらチェックがきかなくなる。審議中の段階から市民が観察していれば、法案が通るのを事前に防げる。選挙区の議員の事務所を「支援者（予備軍）」として気軽に訪問して、審議中の法案について話を聞く。スタッフ数が少ないことから、議員は慢性的に情報不足なので、資料を準備していって、それを提供することで議員をサポートする。

選挙の争点をマスコミに決めさせてはダメ。マスコミが決めた争点に流されずに、有権者が自分達で争点になるべき事を定める。審議中の法案チェックが争点決定の際に参考になる。選挙後も関心を持ち続けて、その争点をチェックし続ける。
（必聴☞ https://www.youtube.com/watch?v=pMe8dEHLP1Q （36分50秒～）

《参考》「FTAとTPP、国民健康への災い―米韓FTA発効後2年6ヶ月後の現在」
http://tpphantai.com/info/fta%E3%81%A8tpp%E3%80%81%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%81%BD%E3%81%84%E2%80%95%E7%B1%B3%E9%9F%93fta%E7%99%BA%E5%8A%B9%E5%BE%8C2%E5%B9%B46%E3%83%B6%E6%9C%88%E5%BE%8C%E3%81%AE/

《参考》「沈みゆく大国アメリカ〈逃げ切れ！　日本の医療〉」堤未果(ジャーナリスト)著集英社新書2015/5/15 799円

《参考》「TPPのバスの終着駅は日本文明の墓場だ」――稲田朋美のかつての発言
西尾正道・北海道がんセンター名誉院長西尾正道氏が国会で意見陳述した。「自民党は息を吐くようにウソをつく」http://iwj.co.jp/wj/open/archives/350207