Hamburg 発 2017年 7月12日 (後半部、日刊IWJガイド2017.7.12 日号参考)
G20 が、主催地であるHamburgに 無残な傷跡を残したのは残念ですが、トランプ米大統領とプーチン露大統領が、ウクライナとシリアの紛争(戦争)終結に積極的に取り組むための話し合いを、予定時間をはるかに越えてやったことは大きな収穫でした。
一方で、日本とEUは、これを機にJEFTA (日欧自由貿易協定) / 日欧EPA(日欧経済連携協定) を進めることに合意。このJEFTA / 日欧EPA はTTP の日欧版であるとみなされているものです。例によって秘密交渉で、2013年から進められていたのを、G20 開催前の6月23日になって、オランダのグリンピースが秘密文書(205頁)をリークしました。メディアの報道を聞いてすぐさま 抗議の署名運動が開始され、2017.7.12 現在 311,847人が署名しています。 Stoppen Sie JEFTA! ➡ https://www.campact.de/jefta-stoppen/
TTP 、TTIP、TISA、JEFTA と執拗に推し進めているのは、一般市民ではなく、金に任せてロビー活動ができる多国籍なグロバル企業です。例えば、モンサント社。 最近日本で「種子法」がついに廃止されましたが、日本の農家や消費者がこれを廃止せよと運動をしたわけではありません。種子法廃止が何を狙ったものなのかは、以前お知らせしました。
ここです➡ http://www.sewayaki.de/水道民営化「貧乏人は水を飲むな!」?.html
厚生省は正気か?!厚生省は、モンサント社「グリホサート」の残留基準値を、「ひまわりの種子」「べにばなの種子」などで400倍に改定したがっている!?
厚労省が2017年7月20日までパブリックコメントを募集中!
意見募集中案件詳細(厚労省、2017年6月21日)「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(案)」食品中の農薬(グリホサート)の残留基準設定)に係る御意見の募集について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170076&Mode=0
世界中ではグリホサートを禁止する運動が高まっている
・EUでは2016年、グリホサートの農薬登録更新で200万以上のウェブ反対署名が集まった。
・米国・カリフォルニア州は6月26日、「ラウンドアップ」に含まれる有効成分、 グリホサートを7月7日から発癌性物質のリストに加えると発表している。
・2015年3月には世界保健機関(WHO)の専門組織「国際癌研究機関」(IARC)が、グリホサートに発癌性の恐れがあるとする報告書を公表。
◆日本政府はWHOの報告を否定、発癌性はないと主張!
※日本人は遺伝子組み換え食品を「知らずに食べている」
必読➡http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272919 2015.10.31
記事目次
・マスコミ内部に「サポーター」を作るモンサントの手口
・遺伝子組み換え食品が人間に与えるリスクを明らかにした映画
・人に対する発がん性リスクが認められた、モンサントの農薬グリホサート
・米国でも、遺伝子組み換え表示運動が広がっている
・遺伝子組み換え食品を世の中に放置してはいけない
・遺伝子組み換えの危険性を、日本の大手メディアは報道しない
・『遺伝子組み換え』表示にはからくりがある
・日本で横行する遺伝子組み換え「表示回避」の抜け道
・「皆が気づかずに食べてしまう」表示制度の変更を求めるキャンペーン
・最初の一歩は「遺伝子組み換えを食べるのをやめること」
※生活クラブが映画『遺伝子組み換えルーレット』を応援http://seikatsuclub.coop/coop/news/20160108t2.html
DVDが購入➡ http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/gmo.html