新型コロナ危機、救いの手はどこから?!
山中伸弥京大教授「新型コロナウイルス情報発信」開設!
~力量問われる社会の指導層~
※中国、イタリア支援本格化 専門家派遣や物資援助―新型コロナ 2020.03.11 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031101189&g=int
(…)中国メディアによると、四川大学華西医院の医師や中国赤十字関係者ら7人の専門家チームが11日、ウイルス検査キットやマスクなど医療物資を携行してイタリアに向かった。専門家の派遣はイラン、イラクに続き3カ国目。中国外務省の耿爽副報道局長は11日の記者会見で「われわれは自らの困難を克服すると同時に、必要とする国にできる限りの援助を行う」と強調した。中国の王毅外相兼国務委員は10日夜、イタリアのディマイオ外相と電話会談し、「ウイルスに国境はなく、人類共通の敵だ」として、医師団の派遣や医療物資の提供を申し出ていた。
※最も医師の多い国・キューバから、「白衣の軍団」が22日イタリアへ到着
2020.03.24 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010006-reutv-int 動画(1分35秒)
北部ロンバルディア州の要請により医師36人、看護師15人、統計の専門家らが派遣された。イタリアは、新型ウイルスの被害が世界で最も深刻な国の1つ。死者は中国を上回り、5400人を超えた。共産主義体制下のキューバは、国民1人当たりの医師数が世界で最も多い国の1つ。ハイチのコレラや西アフリカのエボラ出血熱など、人類の危機で最前線に立ってきた医師たちだ。
「キューバ政府は連帯をもたらすため、私たちをここに派遣した」長い道のりになると覚悟しており難しい挑戦になるという。「私たちは皆恐れているが成し遂げるべき革命的な仕事がある。恐れは手なづけておける。怖くないと言う人はスーパーヒーローだが我々はスーパーヒーローではない。革新的な医師だ」
キューバが最近派遣した6つ目の医師団「白衣の軍団」はこの数日でジャマイカ、ベネズエラなどにも送られた。
※ロシアがイタリアに医療支援 新型コロナへの対応で共闘2020.03.22 https://jp.sputniknews.com/covid-19/202003227287899/
プーチン大統領は21日、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相と電話会談を行い、新型コロナウイルスのパンデミックについて協議し、感染拡大阻止に向けた対応を検討。会談後、プーチン大統領は早急に医療支援を行うようロシア国防省に命じた。
※連帯:ザクセン州(ドイツ)イタリアのコロナ重症患者2名到着、計8名受け入れ2020.03.24 https://www.zdf.de/nachrichten/politik/coronavirus-solidaritaet-italien-sachsen-100.html
※「新型コロナウイルス情報発信」開設!2020.03.13 https://www.covid19-yamanaka.com
「国民の『賢い判断』に少しでも役立つように!」
ノーベル賞受賞の山中伸弥京大教授がホームページ「新型コロナウイルス情報発信」開設!データや論文を平易な言葉で解説・紹介!!
山中教授は朝日新聞の取材に対し、「僕は感染症の専門家ではないが、論文を読んで解釈し全体像をみることはできると思っている。それぞれの人が自分で判断してちょっとずつ我慢するため、できる範囲で正確にコロナウイルスの情報を理解してもらいたい」などと、同ホームページを開設した理由を語っています。(➡ 朝日新聞2020.3.20https://digital.asahi.com/articles/ASN3N5S06N3NPLBJ001.html)
同ホームページの冒頭には、山中教授からのメッセージが記されており、「新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではなくマラソンです」「疲れたり油断して止まってしまうと、感染が一気に広がり、医療崩壊や社会混乱が生じる恐れがあります」などと呼び掛けています。また、「国民の賢い判断が求められています。この情報発信が、皆様の判断基準として少しでも役立つことを願っています」と自身の思いを記しています。
同ホームページは、「新型コロナウイルスとは」「エビデンスの強さごとに見る新型コロナウイルス」「論文から見る新型コロナウイルス」「データから見る新型コロナウイルス」等々、6つのカテゴリーに分類されています。
新型コロナウイルスをめぐる情報に関して、「エビデンスがあり、正しい可能性が高い情報」「正しい可能性があるが、さらなるエビデンスが必要な情報」「正しいかもしれないが、エビデンスが不十分な情報」などと、平易にわかりやすくまとめ、ランク分けしています。
また、論文に関しては「新型コロナウイルス感染者の多くの主訴は消化器症状」「新型コロナウイルスは、エアロゾル内で数時間、プラスチックやステンレスの表面では1日以上生存する」などの主要な論文を、簡単な内容で紹介し、また自身のコメントも付しています。
コロナと肺炎が結びつけられて語られてきたので、咳のような呼吸器疾患の症状が中心かと思われていましたが、「主訴は消火器症状」というのは意外であり、驚きでした。専門家だけでなく、一般人も知るべき情報が満載のようです。
(日刊IWJガイド2020.3.22)
※「検査、検査、検査そして隔離!」日本で検査を阻むものは…コロナ対策の影と光(児玉龍彦さんと)デモクラシータイムス2020.03.17
必見➡https://www.youtube.com/watch?v=ApAbkrsa7ZU&feature=youtu.be (動画 54分58秒)
※ノルウェー大学アメリカ等「医療制度の発達が不完全な」国から帰国するよう学生に呼びかけ ジュリア・コンリー、スタッフライター2020.03.16http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-084ea9.html
「ノルウェーは正しい…アメリカは発達が不完全な国だ。」(…)アメリカは、総計わずか13,000人しかCovid-19検査をせず、国際社会を恐れさせている。対照的に、韓国は金曜時点で、一日ほぼ20,000人を検査していた。
※韓国青瓦台「ドライブスルー検査、国際標準になりつつある」日本の批判に反論https://s.japanese.joins.com/JArticle/263712?sectcode=200&servcode=200
(…)ドライブスルー方式については「(肯定的な)海外メディアの報道だけでなく、国際標準になりつつある状況」とし「検査キットに関する輸出の問い合わせが入っているという報道も出た」と説明した。「外国に輸出しても国内の供給に問題がないか」という質問には「生産量は十分だと聞いている」(…)