労働時間延長の偉大な効果
「アメリカンドリームの終わり あるいは、富と権力を集中させる10の原理」ノーム・チョムスキー 著 86頁∶
「現在のアメリカの労働者の労働時間は、世界の諸国と比べてもはるかに長くなっています。それは、労働者を従順にする効果を持っています。なぜなら、自由な時間が少なくなり、レジャーに出かける時間もありませんし、ゆっくりものを考える時間もありませんから、ますます上からの命令に従うようになるわけです。それが労働時間延長の偉大な効果です。」
※日本の将来を映し出す貧困先進国アメリカの実態2018.1.20
「ホームレス大国アメリカ」の現実 世界覇権どころではない国内の疲弊。いまや「ホームレス=失業者」という概念は過去のものとなり、工員やショップ店員、技師、教員までが路上や車上生活をしながら職場に働きに出て、シャワーを浴びるためだけにスポーツジムの会員になっているhttps://www.chosyu-journal.jp/kokusai/6755
今日、通常国会が召集されます。政府(多国籍企業、経団連)にとって大事な法案は粛々と進められる…安倍総理発「働き方改革国会」の中身は?その狙いは?
参議院インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
衆議院インターネット審議中継 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
2018年 1月22日 セワヤキ
安倍発「働き方改革国会」は「現代の奴隷制」を目指す?!
残業代ゼロ法案には、「高度プロフェッショナル制度」の創設が含まれています。
「高度プロフェッショナル制度」は、「年収1075万円以上」の「高度専門職」を対象に、労働時間規制を一切なくすというもの。 一見すると、ごく一部の専門職だけを対象にしており、多くの人には関係ないように思われますが、経団連は最終的に、対象を「400万円以上」に引き下げ、「ホワイトカラー全般」に広げることを提唱しています。法案にはほかにも、何時間働いても決められた時間しか働いたことにならない、「働かせホーダイ」の「裁量労働制」の対象の拡大や、過労死の判断基準とされている「月80時間までの残業容認」などが含まれています。
( 日刊IWJガイド2018.1.17 日号)
※「残業代ゼロ」法案~各政党の賛否は? 立憲民主党や共産党、社民党は「残業代ゼロ法案」について、真っ向から反対
ブラック企業被害対策弁護団代表の佐々木亮弁護士
https://news.yahoo.co.jp/byline/sasakiryo/20171017-00077025/ 2017.10.17
※「外国人実習制度」拡大、介護分野で解禁
「実習生への人権侵害はなくならない」支援団体らが深い懸念を表明!
暴力、暴言、長時間労働、賃金未払い~「現代の奴隷制」の実態を告発
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404073 2017.10.31 ハイライト動画 1分39秒
※外国人実習生22人 労災死(東京新聞、2018.115)
この期間の外国人実習生の労災死比率は、10万人あたり約3.7人、
日本全体の労働者の労災死比率(10万人あたり1.7人)の倍以上。
実習の名の下に日本人より危険で過酷な労働を負担している現実が示された
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018011502000229.html