なぜ逮捕状が取り消されたのか詩織さん全面勝訴、だがテレビは《山口敬之氏~安倍首相~中村格氏の関係》には触れようとしない
◆「性暴力は人の土台傷つける」被害やっと認定 伊藤さん、社会動かし勝訴https://www.youtube.com/watch?v=rYjJpjVFi3Y(9分6秒)
◆詩織さん全面勝訴を報じても山口敬之氏と安倍首相の関係には触れないテレビ局! 踏み込んだのは玉川徹だけhttps://lite-ra.com/2019/12/post-5156.htm
(┅)改めて確認しておくが、この事件の最大の特異性は、2015年6月8日、逮捕状を持った捜査員が成田空港で山口氏を逮捕すべく待ち構えていたところに、突然、上層部から「取り止め」のストップがかかったことだ。指示したのは“菅義偉官房長官の子飼い”である当時の中村格・警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)。中村氏自らが「週刊新潮」(新潮社)の直撃に対し「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と認めている。だからこそ、自他共に認める“安倍首相に最も近い記者のひとり”である山口氏と安倍官邸との関係が、捜査に何らかの影響を与えたのではないのかと取り沙汰されたのである。 しかし、国内のマスコミのほとんどは“安倍首相と山口氏の距離の近さ”を報じていない。(┅)『モーニングショー』以外のニュースやワイドショーは逮捕が取り消されたことに触れなかったり、あるいは山口氏を「元TBS記者」としか報じず、安倍首相ヨイショ本を出していることなど安倍首相との関係を完全にネグるものまであった。(┅)
国内のテレビマスコミや新聞がこの事件や詩織さんの告発をMeToo運動の文脈で捉え、報じるようになったことはたしかに前進だが、一方で、“安倍首相と山口氏の親密な関係”や“逮捕取りやめの圧力”については、不可解なくらい触れようとしないのである。 これは山口氏への“配慮”ではなく、明らかに、安倍官邸に睨まれることを恐れているからだろう。もし、安倍首相との距離の近さが逮捕や起訴に影響するのならば、この国はもはや法治国家ではない。そのことをどのくらい深刻に受け止めているのだろうか。まだまだ、この国のマスコミは変わってはいない。
◆伊藤詩織さん、バッシングには「法的措置」https://www.youtube.com/watch?v=6dA8XHp7e7Y(6分8秒)
「(┅)なぜ逮捕状が取り消されたのか、警視庁の刑事部門トップ、中村格氏に問い合わせました。中村氏は自身が止めたと認めました。中村氏に逮捕の理由を問う手紙を出しました。なぜなら実際のすべての証拠と証言は高輪署であり、警視庁の本部ではありません。署は山口氏をまっすぐ署に連れていく計画だったからです。中村氏はそれらの証拠や証言の細部を知るわけがないのです。そのため私は何を見たのか中村氏に尋ねました。何度も玄関先まで行って聞きましたが、答えは得られませんでした。彼は逃げ出しました。警察官を追いかけることになるとは思いもしませんでした。しかし、今に至るまで答えはありません。この珍しい決定がなぜされたのか彼らが教えてくれなければ、証拠がないので何が本当に起きたのかわかりません。私に起きたのであればどんな人にも起き得るので、これはとても深刻です。よく考えないといけません。もし警視庁幹部がそのようなことができるのならとても恐ろしいことだからです。(┅)」
※詩織さんに寄せられた山口敬之氏と安倍官邸の特別な関係の新情報! 安倍首相の講演の見返りに米シンクタンクにねじ込みhttps://lite-ra.com/2019/12/post-5154.html
※伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ…2019.12.20 12:11 https://lite-ra.com/2019/12/post-5153.html
※上の裁判所になればなるほど、腐敗政権人事の度合いがひどい忖度裁判になる。最高裁判所で、伊藤詩織さん敗訴になっても驚かない。山口敬之氏のふてぶてしさ「最高裁でひっくりかえしてやる」という腐敗体制への確信に由来するのではと懸念している。次回選挙時、最高裁判所裁判官国民審査で、全員に×をつける。 黙ってみているだけでは、事実上、共犯のようなものだろう。http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e88441.html
※「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会 Open the Black Box」https://www.opentheblackbox.jp/voice