「テロとの戦い」でテロリスト倍々に!「非民主的な民族に民主主義を施すには戦争で打ち負かすしかない」という欧米「民主主義」の敗北?
♣欧米発「不朽の自由作戦」「自由の番人作戦」 9.11テロ報復爆撃の20年!
※テロとの戦いは「大失敗」? イスラム過激派の数は、9.11同時多発テロ当時から4倍近くに増加していた 2018.11.27 John Haltiwanger https://www.businessinsider.jp/post-180119
(…)「過激派を1人殺害すれば、家族や知人を刺激し、より多くの過激派を生み出すことになる」とバレリアーノ氏は加えた。(…)クローフォード氏はまた、「民間人を傷つけることなく、存在するもしくは潜在的なテロリストを全員殺すことはできない」と言い、戦争地域で「アメリカやその同盟国が意図せず民間人を殺害することで、友人を失っている」と加えた。
※欧米報道は伝えないアフガン戦争【田岡俊次の徹底解説】2021.09.01
https://www.youtube.com/watch?v=vD2iyDdSEkU
《要点: アフガニスタンは侵攻してきたイギリス軍に一次・二次・三次アフガン戦争とも勝利し、1989年にはソ連軍を撤退させた。今回は20年居座った米軍を「夜逃げ」に追い込んだ。そもそも米軍の爆撃開始の理由は、9.11直後のオサマ・ビンラディン引き渡し要求をタリバン政権が「証拠がない」と拒否したことであった。法律的にみて米国の引き渡し要求にも爆撃にも理がない。
タリバン政権はソ連軍撤退後の軍閥間の闘争を7年かかって制圧し、国を安定させていた。「恐ろしい連中」という欧米のメディア報道とは違い、規律の厳しい神学生からなっていたので、一般国民にかなり支援されていたと見られる。タリバン後の「民主政権」は米国の傀儡で、実は米大使館員4000人で政治を動かしていた。政府軍も兵士は米国の傭兵のような身分であったので、自国民であるタリバンと戦う意志はあまりなく、それで無血開城となったのだろう。》
※多谷千香子 法政大学教授 著者と語る『アフガン・対テロ戦争の研究―タリバンはなぜ復活したのか』 2016.9.8 必見⇨https://www.youtube.com/watch?v=VoeL1JtKUwQ
♣欧米マスコミが伝えない米軍&NATOなど欧米軍による戦争犯罪
※豪軍がアフガン人39人を「違法に殺害」、豪司令官
2020.11.19 https://www.afpbb.com/articles/-/3316764
(…)オーストラリア国軍が2013年にアフガンから撤退して以来、(アフガン駐留中に起こされた)自宅にいた6歳の子どもを殺害したというものから、ヘリコプター内のスペースを空けるために捕虜を射殺したものまで、特殊部隊の蛮行に関する報告が相次いでいる。(…)
※オーストラリア精鋭部隊員、アフガンで民間人39人殺害=軍報告書2020.11.19 https://www.bbc.com/japanese/54997952
(…)オーストラリア特派員によると、キャンベル司令官は、下位の兵士らが「最初の殺し」として、非武装の民間人の殺害を強いられたとされる事案についても言及。民間人を戦闘行為で殺されたように見せるため、武器や無線機を置いたとみられると述べた。(…)国際刑事裁判所(ICC)は今年、アフガニスタンの紛争におけるアメリカなどによる戦争犯罪の疑いについて、調査を始めた。2003年5月以降の武装勢力タリバン、アフガニスタン政府、米軍の行動を調べるとみられている。ICCの2016年の報告書は、米中央情報局(CIA)が管理する秘密の拘束施設で、米軍が拷問をしていたと信じるだけの十分な根拠があるとした。(…)
※米軍劣化ウラン弾(DU)を大量使用(⇨*)http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/pamphlet_du_war_in_afghanistan.htm 2003.01.08《?》
アメリカは2001年10月7日に開始し今なお続けている対アフガニスタン戦争で劣化ウラン弾(DU)を大量使用したし今も使用している。(…)イラクで再び劣化ウラン戦争を起こさせないために、アフガン戦争で劣化ウラン使用の重大疑惑を解明し、広くその事実を知らせることが重要であると考え、緊急にパンフレットにまとめることにしました。
(…)「劣化ウラン弾は自然放射能よりも安全」「こんなに早く、こんなに深刻な被害が出るはずがない」という米軍やNATO軍、更には国連の情報操作、世論操作が、ついにこの時、否定できない悲惨な真実の前に綻び始めたのです。しかしこの爆発的な劣化ウラン弾反対の運動の広がりが、米英政府、米英軍とNATO軍当局をして、一切の情報を封殺させたのです。それ以後、彼らは反対運動と兵士たちの動揺を恐れ、劣化ウラン弾について一切語らなくなりました。それまでは、その使用の事実を渋々と認めた上で「安全だ」「問題ない」と開き直ってきた態度が一変し、この問題に関する情報がことごとく封印されてしまったのです。
(…)ところが一昨年11月から現在にかけて、米英政府・軍による情報封殺に風穴を開ける研究・調査が、まだわずかですが明らかにされ始めました。(…)ダイ・ウィリアムズ氏らの結論は、米軍はアフガニスタンにおいて1000㌧(ウィリアムズ氏)、500~600㌧(ヘロルド教授)もの大量の劣化ウラン弾を投下したという疑惑です。この数字は12年前の湾岸戦争で米軍が発表した使用量の2倍~3倍という驚くべき量です。(…)「ウラニウム医療研究センター」(The Uranium Medical Research Centre, UMRC)のアサフ・ドラコヴィッチ博士のチームが、実は昨年2回もアフガニスタン現地を訪問し実態調査を行ったところ現に住民の間に通常では考えられない健康被害が出ている、しかも住民の間には湾岸戦争復員兵の100~400倍ものウラニウム同位体の蓄積が発見されたという事実です。(…)私たちは、昨年4月『アメリカはアフガニスタンで何人の人々を殺したか!?』というパンフレットを出しました。そこでは、無実の一般民衆の殺戮、捕虜虐待、飢餓と餓死、凍死、非人道兵器の使用等々、アフガニスタンにおけるアメリカによる個々の戦争犯罪を列挙し告発しました。今回の重大な疑惑の解明を通じて、もう一つ、劣化ウラン弾による被害という新しい、第一級の戦争犯罪を付け加えなければなりません。(…)自分が標的になれば「テロリスト」と騒ぎ立て、他に対してはやりたい放題(…)ところが自分は劣化ウラン弾という正真正銘の「大量破壊兵器」を現に12年前に使っただけではなく、アフガニスタンに使い、今再びイラクで大量使用しようとしているのです。大量破壊兵器を開発している“かも知れない”国に、思いっ切り大量破壊兵器をぶち込む!!(…)《⇨*恐れは的中し、劣化ウラン弾によるイラク爆撃後、出生児の奇形発生率14.4%に!写真⇨ https://www.facebook.com/fallujahhospital2012/
必読⇨ https://news.yahoo.co.jp/byline/itomegumi/20191226-00156349 》