この世の地獄!
♣日刊IWJガイド2025.08.05https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54999#idx-1より
イスラエル軍がガザで(イスラム文化圏で赤十字社に相当する)赤新月社の拠点を攻撃! 1人が死亡、3人がけが!! イスラエルのジェノサイドはガザだけではない! イスラエル軍は、ヨルダン川西岸でもジェノサイドのやり放題! しかしイスラエル国内世論と米国世論は、イスラエルの軍事行動反対に確実に変化している! 7月の最新世論調査では、イスラエル国民の7割以上が、戦争を終わらせたがっている! 米国国民の6割がイスラエルの軍事行動を支持していない!
ガザの援助物資配布地点で、どういうことが起きているのか、元米グリーンベレーのアンソニー・アギラール隊員の詳細な証言を、7月31日付の『ウィキリークス』が、画像と共に伝えています。
「ディストピアの極みです。 ひどい状況です。この若い男性(画像の男性)には、何も渡せるものがありませんでした。 それでも彼は、地面に落ちていたものを拾い、それにさえ、とても感謝していました。 そして彼は、私に近づいて手を差し出し、私は彼に前に進むようにうながしました。 彼は私の手をつかみ、キスをして、『シュクラン、シュクラン(ありがとう)』と言いました。その気持ちは本物でした。 そして彼は、私の手を握り、キスをしました。私は彼の顔を見て、人が気にかけていること、あなたは一人ではないこと、人が気にかけていることを伝えたくて、膝をつきました。 彼は袋を下ろし、私の顔に手を置いてキスをしてくれました。 そして彼は『ありがとう』と言いました。そして袋を拾い、グループに戻っていきました。それは援助物資の残り物を拾っていた最後のグループでした。 IDF(イスラエル国防軍)は、人々を早く立ち去らせ、急がせるために、群衆に向けて機関銃を発砲しました。 足元に撃ち、頭上を超えて撃ち、土手に撃ち込みました。 この映像は存在し、検証されています。 それが、私がそのような武力行使を初めて経験した瞬間でした…。彼が土手を歩いて行った後、銃声が聞こえたので、何が起こっているのかわからず、土手に走って見に行きました。 そこには、死んだパレスチナ人達がいました。彼はその一人でした」。
8月3日には、イスラエル軍が、国際赤十字・赤新月運動の一員であり、パレスチナにおける救急医療・人道支援を担う主要な組織である「パレスチナ赤新月社」の、ガザ南部の拠点を攻撃しました。 4日付『日テレニュース』は、「職員1人が死亡、民間人を含む3人がけがをした」「赤新月社は『攻撃は意図的だった』と強く非難」と報じています。(日テレニュース、2025.08.04)
ガザだけではなく、ヨルダン川西岸でも、イスラエル人入植者によるサディスティックなジェノサイドが激化しています。例えば、7月12日付『AFPBB』は、「7月11日、パレスチナ人男性(23)がイスラエル人入植者に撲殺された」と伝えています。このムサラトさんが撲殺された時の状況も、ひどいものです。
「近隣の村の住民は『この若者は負傷したが、4時間もそのまま放置された。イスラエル軍は私達が近づくのを阻止し、搬送も許可しなかった』『ようやくたどり着いた時、彼は息を引き取る寸前だった』と語った」。
また、29日付『AFPBB』は、「イスラエル人入植者が、ヨルダン川西岸にあるキリスト教徒の村タイベを夜間に襲撃し、車に放火したり、脅迫的な落書きをしたりした」と報じました。理由などありません。無差別に、手当たり次第に、彼らは本来はパレスチナ人の自治領である土地に押し入って、人を殺し、家を焼き、土地を奪っているのです。
「タイベ村とその周辺ではここ数ヶ月、古代ビザンチン様式の教会への放火など、入植者による暴力事件が相次いでいる。 パレスチナ自治区最古のビール醸造所で知られるタイベの村人の多くは、米国籍も持つキリスト教徒だ。 入植者達はここ数ヶ月、タイベ近隣のコミュニティーを攻撃。3人が死亡し、パレスチナ人の井戸が破壊され、少なくとも一つの牧畜民コミュニティーが移住を余儀なくされた」。
イスラエル人による米国人へのテロなのですから、本来であれば、トランプ政権は、ネタニヤフ政権に対して宣戦布告してもおかしくない事態です。しかし、トランプ政権はイスラエル人による連日の暴力は見逃して、とがめようともしません。
国連は7月15日、イスラエル占領下のヨルダン川西岸の避難民の数が、「占領開始以来約60年ぶりの高水準に達している」と警告しました。イスラエルのユダヤ人達は、ハマスにも、中東諸国にも邪魔をされない、トランプ政権の米国は徹底的に見のがしてくれる、今が土地収奪のチャンスだと、暴力に明け暮れているのです。
「国連人権高等弁務官事務所は、占領軍による大規模な強制移住は『民族浄化』に当たる可能性があると警告した」と同記事は伝えています。「可能性」どころか、イスラエルがやっていることは、「民族浄化」そのものでしょう。
「人権高等弁務官事務所のタミーン・アル・キータン報道官は、イスラエル軍が1月に『アイアンウォール』作戦を開始して以来、『パレスチナ人約3万人が強制移住させられている』と述べた。 同報道官は、イスラエル治安部隊が同時期にヨルダン川西岸北部で住宅約1400軒の破壊命令を出しており、『憂慮すべき』数字だと述べた。 また、2023年10月以降、イスラエルによる破壊行為でヨルダン川西岸全域でパレスチナ人2907人が強制移住させられたとも指摘。 さらに、イスラエル人入植者による行動の結果、パレスチナ人2400人(その半数近くが子ども)が強制移住させられたと付け加え、これらが相まって『ヨルダン川西岸の大部分からパレスチナ人がいなくなった』と嘆いた」。
ヨルダン川西岸からの難民の多さこそ、イスラエル人入植者とイスラエル軍によるパレスチナ人へのジェノサイドが起きている、何よりの証拠です。
国連特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏は、7月21日、X(旧ツイッター)にこうポストしています。
「イスラエル軍は今、ガザで飢えた子供達の頭部と睾丸を標的にし、ヨルダン川西岸では他の子供達を暴力的な狂人達と共にして恐怖に陥れています。
過去650日間、イスラエルは人類の歴史の中でも最も暗いページを書き記しました。 そして、EUの指導者がこの国にジェノサイドを終結させる代わりに、さらに経済的なパートナーシップで報いることは、絶対に吐き気を催すものです」。
しかし、アルバネーゼ氏の、この告発でも、イスラエルの狂気は止まりません。
♣対等な者同の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」〜岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2 テキスト&ハイライト動画https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527
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