世界終末時計 Ⅱ 「見猿聞か猿言わ猿」でだんまりを決め込んでやりすごし、後の祭りにさせないために、いざ行動!(*RTはEU圏では視聴不可!)
♣ウクライナ問題で「火遊びはやめろ」 - ドイツ左翼の象徴的人物の発言(動画あり)‘Stop playing with fire’ on Ukraine – German left-wing icon (VIDEO) サーラ・ワーゲンクネヒトは、選挙集会で、キエフがロシア国内の奥深くまで攻撃することを許すというベルリンの決定を非難した。出典:RT 2024.06.08<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ 2024.06.17 http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2528.html >
♣ロシアが戦術核演習を開始(動画あり)Russia launches tactical nuclear drills (VIDEO)この演習には、核兵器の部隊への搬送や秘密裏の配備、攻撃の準備が含まれる、との国防省による発表 出典:RT 2024.05.21 <記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ 2024.05.29 http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2510.html>
♣NATO加盟国ハンガリーの首都で大規模な反戦集会 Huge anti-war rally in NATO member’s capital (VIDEOS)ハンガリー人はウクライナのために「血を流す」ことを望んでいない、とビクトル・オルバーン首相はブダペストで大勢の聴衆に語った。出典:RT 2024.06.01<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ2024.06.11>必見!➡翻訳文と動画http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2517.html
ブダペストで平和行進をするフィデス党とKDNP党の支持者。© ゲルゲリー・ベゼニエイ/AFP
土曜日(6月1日)、ハンガリーの首都ブダペストで数十万人が平和行進に参加し、ロシアとの緊張を高めるEUの政策を非難した。行進の最後は、EUが欧州を世界的紛争に近づけていると非難したオルバーン・ビクトル首相の演説で締めくくられた。(…)*参考:タッカー・カールソン~ ヴィクトル・オルバン首相フルインタビュー (2023年8月30日) 【日本語字幕】 (odysee.com)
♣プーチンロシア大統領の和平交渉アピール2024.06.19 必見➡ https://youtu.be/ndfsDBO57nw?si=J-QfzaR8GScgYujJ
*プーチン大統領は翌日のスイスでの和平会議を意識して外務省幹部との定例会議で演説をした。【要約】欧州にとっての危険は、ロシアではなく、軍事、経済、情報、イデオロギーなど各分野におけるほぼ全面的な米国への依存が危機的に増大していることにあるのだ。欧州の支配的政治家や官僚は自国民の信頼を失うことよりワシントンからの支持を失うことの方を恐れているようだ。米国は自分の利害のために欧州を利用しているにすぎず、欧州に、ウクライナへの支援を強化し、砲弾の生産能力を拡大するよう申し付けている。だが、思い出してほしい。欧州が独立した中心の一つとして、世界の文化的、文明的な一極としての地位を保つためにはロシアと良好で親密な関係を築く必要があるということを。フランスのド・ゴール大統領やドイツのコール首相はそれをよく理解していた。ロシアには今もその準備がある。欧州の新世代の政治家がこの伝統に立ち返ることを願っている。
米国自体について言えば、リベラル・グローバリストのエリート達が、自分たちのイデオロギーをあらゆる手段を使って全世界に広めよう、帝国の地位を維持しようと絶え間なく試みているが、彼らの支配はますます自国を疲弊させ劣化に導くだけで、米国国民の真の利益とは明らかに対立することになるだろう。もし、この、自分で選択している袋小路と排他的信念の攻撃的な「メシア主義」がなければ、国際関係はとっくの昔に安定していただろう。
2022年2月、ロシアが特別軍事作戦開始した当初にキエフ付近に軍を駐留させたが、その本質はキエフ政府を和平に追い込むための作戦にほかならなかった。人口300万のキエフを襲撃するなどという政治的決定は最初から存在していなかった。ウクライナを和平交渉に導き、受け入れ可能な解決策をみつけ、それにより2014年にキエフ政府が始めたドンバスに対する戦争を終わらせ、ロシアの安全保障のために必要な、安全を脅かしている問題を解決することがその目的だった。奇妙なことに、モスクワとキエフは、双方に適した合意に達することが実際に可能になり、合意は文書にまとめられ、イスタンブールでウクライナ代表団の団長によって署名された。このことはキエフ当局がこの問題の解決策に満足だったことを示している。キエフ付近でのロシア軍の駐留はあくまでも威嚇行為であり、攻撃を目的としてはいなかったということが重要で、その威嚇作戦が功を奏したことになる。そして3月29日にはロシアは軍をキエフから撤退させた。撤退が政治的交渉を完了させるための必要条件だと考えてのことだった。だがしかし、その翌日に、キエフ政府は交渉への参加を停止したのだ。「ブチャ」の名で知られた有名な挑発が仕掛けられ、イスタンブールで準備されていた合意案がキエフによって破棄された。
現時点でのロシアの和平交渉開始条件は、ウクライナ軍が、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ヘルソン州、サポリージャ州から完全に撤退することと、NATOへの加盟計画の放棄を正式発表すること。この2つが満たされ次第、ロシア軍は即座に撤退する。西側の命令に従って決定するのでなく、ウクライナ国民の真の国益にかなった決定が、キエフ自らの手で下されることを期待している。
ロシアの原則的立場: ウクライナの中立、(NATO)非同盟、非核のステータス、非軍事化、非ナチ化などで、イスタンブールでの和平交渉の内容とほぼ同じ。
将来の展望:大陸のすべての国々の利益を考慮した不可分なユーラシア安全保障システムの創設に着手する可能性がある。ロシアは世界の安定に関する責任を認識しており、すべての国と対話をする用意がある。だがその対話は、誰かの利己的な意志や利益に奉仕することを目的とした、和平のモノマネであってはならず、すべての問題、世界安全保障の全領域の問題についての真剣で徹底的な対話でなければならない。