やっと北朝鮮専門の課が外務省に新設されることになったそうです。
――これって「トランプに『北向け北!』と言われないうちに…」の忖度?――
※外務省 北朝鮮専門の「北東アジア2課」、7月1日新設へ(毎日新聞、2018年6月25日)https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00m/010/062000c
安倍政権が「最重要課題」としてきた北朝鮮による日本人拉致問題や、「国難」として脅威を煽ってきた北朝鮮の核・ミサイル開発を専門に担当する部署がこれまでなかった?!国会答弁や会見で語られる強い言葉とは裏腹に、安倍政権の実際の姿勢は、中身が空っぽだった。北朝鮮と太いパイプを持っている政治家がおらず、北朝鮮政府高官と緊密にコンタクトできる交渉ルートもないと言われる中、新設される北東アジア第2課では、日朝首脳会談に向けた情勢分析のための情報収集が主たる業務となるのかどうか、注視していく必要があります。
※安倍政権が拉致問題の解決のために実際にはほぼ何もしていないことが暴露された! 『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』著者、拉致被害者家族会の元副代表の蓮池透氏に岩上安身が訊く!「 国会で議員に北朝鮮の『工作員』と名指しで侮辱された。」https://iwj.co.jp/wj/open/archives/284584 2016.1.27 (イントロ動画 15分42秒)
※(1)安倍「見殺し外交」で「拉致問題」14年間成果ゼロ(2)ミサイルへの抗議はFAXでhttps://www.asagei.com/excerpt/104862(アサヒ芸能、2018.5.31)
・・・米朝首脳会談で、金正恩朝鮮労働党委員長が拉致問題について「韓国や米国など、まわりばかりが言ってきているが、なぜ日本は直接言ってこないのか」と発言。
東京新聞論説委員で北東アジアのスペシャリスト、五味洋治氏は、「北朝鮮がミサイルを発射するたびに、『政府は北京の外交ルートを通じて抗議した』と報じられますが、実際は北朝鮮大使館にファックスを送っておしまいなんです。」と安倍政権の無為無策ぶりを暴露。・・・
この何年か、「北朝鮮のミサイルの脅威」が強調されてきましたが、その「脅威」の実態は「暗闇の中でお化けに見えた洗濯物」の類のものだった疑いが出てきました。日本政府は、Jアラート(➡ http://www.kokuminhogo.go.jp/kokuminaction/jalert.html)など鳴らし、学校で生徒にまで避難訓練させたりして、「脅威」の感情を国民の心に植え付けてきました。メディアがそれを煽り、市民はその煽りに乗せられるままになっていました。 ところが、米朝会談は成功し、朝鮮戦争終結が予想されている今ごろになって、実は日本政府は北朝鮮について情報収集の努力さえしていなかったことが明らかになったというのです。
こんな政府に国防を任せっぱなしにしておかれますか? 私たち国民はそろそろ「お任せ」をやめ、自分で情報集めをし、自分の頭で考え判断できるよう、自分で自分自身を訓練する必要がありそうです。そのために、まず、北朝鮮に詳しい貴重な存在である東京新聞論説委員・五味洋治論説委員への以下のインタビューを見てください。そして、決定的に不足している北朝鮮に関する知識を補い、自分の頭で考えるときの材料にしてみてください。
※日本人が知らない冷戦構造「朝鮮国連軍体制」の衝撃! 在日米軍基地は朝鮮有事で「後方基地」に!『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・東京新聞論説委員・五味洋治氏に岩上安身が訊く! https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374 2017.12.11 ※1年間全編動画を公開!
※急展開する朝鮮半島情勢 今後の行方は!? 米朝の対立解消は可能か!? 4.24岩上安身による東京新聞論説委員・五味洋治氏インタビュー 2018.4.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419112 (ハイライト動画 8分28秒)
※「北朝鮮との間で不測の事態が起きたら、その経費を韓国と日本が喜んで引き受ける」とのトランプ大統領の発言は事実なのか!? 菅官房長官は会見でのらりくらりとかわすのみで否定せず!! IWJが東京新聞論説委員・五味洋治論説委員に訊く!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/422645 2018.5.27 (ハイライト動画 4分32秒)
※米朝会談の裏で国際カジノ資本?トランプのディール / 在韓米軍撤退 / 国際カジノ資本 ウィークエンドニュースhttps://youtu.be/SCPzfmG7-BQ?t=51m14s
(デモクラシータイムス 2018.6.29)
(日刊IWJガイド2018.6.30/7.2 日号 )
2018年7月2 日 セワヤキ www.sewayaki.de