種苗法改正案の審議が始まる 2020.11.12衆議院農林水産委員会で!
「種を支配する者は世界を制する!」元農水大臣で弁護士の山田正彦氏は、20年前の訪米の際に見たこの看板が忘れられない (以下、日刊IWJ 2020.11.14参考)
※種苗法改定案が今国会に上程!自家増殖(採種)一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金共謀罪の対象!? 日本の農業政策の未来にあるのは強欲アグリビジネスの支配体制! 2020.2.26 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468513
※議論、検討を欠く拙速な「種苗法改正案」を止める、廃案にする! 政府、農水省の唱える新品種保護の欺瞞、農家に対する無理解に抗議! 寒風のもと集った有志の真摯な訴え!~11.12 #種苗法改正案 反対抗議行動 国会前アクション 2020.11.12
切羽詰まった国民の声→https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484662
♣【種苗法】1978年に農林水産省により制定された、農作物や園芸植物の新品種開発者(「育成者権者」といいます)を保護するための法律です。植物に関する特許制ともいうべき法律なのですが、自家増殖(=登録品種であっても収穫物の一部を次期作の種苗として使うこと)は、これまでは農家に認められてきました。
【種苗法改正案の主な目的】自家増殖を、従来の「原則自由」から「原則禁止」に変え、育成者権者の許諾なしには使えないようにすること
【農家が必死で訴えるその危険性】海外の大手種子メーカーが生産した種子を日本国内で品種登録し、高額な許諾料を設定する可能性あり。そうなれば、農家の負担は大きくなり、高額な登録料を支払うことができる大手企業だけが生き残る。日本全体の農業が衰退し、種子の独占や市場の寡占化が進み、消費者にとっても品種の多様性や選択肢が急激に狭まる。また、グローバル種子企業の危険な遺伝子組み換え作物やゲノム編集作物だらけにしてしまう可能性もあり、日本の豊かな食文化とそれが支えてきた国民の健康とを、破壊することにつながる。
重要→【農業競争力強化支援法】【種子法廃止】【種苗法改正】はセット。国の礎である農業に「民間企業(外資)がもうけやすい構造」を作り出すのがその目的。ホップ! ステップ! ジャンプ! 今、国会で総仕上げの段階!
ホップ:【農業競争力強化支援法(2017.8.1施行)】国や都道府県が開発してきた種子や知見を民間企業(外資)に譲渡するために安倍前政権が作った法律。(https://fujino-gyosei.jp/syusihou-haisi/#toc4)
ステップ:【種子法廃止】「種子法は、命の要である主要食料の、その源である種は、良いものを安く提供するには、民間に任せるのでなく、国が責任を持つ必要があるとして、国がお金を出して、都道府県がいい種を開発して農家に安く提供する法律だったのだが、安倍政権により2018.4.1に強行廃止」(東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授の解説)
ジャンプ:【種苗法改正】日本の農家の自家採種の権利が奪われ、食による日本の国の「安全保証(食料自給率)」が外資に左右されることになる。現在でも、日本の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低!!!(食料自給率比較: 日本38%、カナダ264%、オーストラリア223%、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%、イギリス63%、イタリア60%、スイス50%)
※重要→「日本の食と農が危ない!わたしたちは未来を守れるのか!? 〜日米FTAがもたらすもの〜」鈴木宣弘氏(東京大学教授、農業経済学)動画
2019.10.06https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458571 (14分経過~)
2018.06.11https://www.youtube.com/watch?v=SL8w11nbpK8
※わかりやすい種苗法改定Q&A【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】JA 2020.6.4 https://www.jacom.or.jp/column/2020/06/200604-44664.php
※種子法廃止に続く「種苗法改正案」で食の安全保障が取り崩されようとしている。これは、在来種を守ろうという世界各国の動きとは真逆の日本政府の愚策だ。
韓国の例: 地域独特の在来種の種とりをして育てた作物を学校給食で活用する条例が、多くの自治体でできて、以来、ほとんどの地域が有機米栽培に移行
必読→https://www.chosyu-journal.jp/shakai/19055
♣日本学術会議会員の任命拒否問題の裏でショック・ドクトリンが進むhttps://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19131
(…)国民生活のひっ迫を横目に菅内閣は今臨時国会で、種苗法改定や憲法改正をにらんだ国民投票法改定、日英EPA承認の成立などを重要課題に位置づけている。他方で国会審議やメディアの国会報道は日本学術会議会員の任命拒否問題に大半の時間を割いて国民の目を釘付けにし、肝心の法案の内容については国民には十分な説明もないまま強行可決する方向で進行している。森友・加計学園問題や桜を見る会問題で国会を空転させ審議時間のほとんどを費やし、共謀罪法や種子法廃止、日米FTA承認などの重要課題については審議時間はほぼなしに強行採決してきた手口と類似している。今臨時国会の焦点となっている問題について見てみた。(…)
♣【平野貞夫×佐高信×早野透】危険な3ジジ!菅の正体~企みを見逃すな2020.11.
10必見→ https://www.youtube.com/watch?v=D_POdF1oYkg
危険な3ジジの息もつかせぬドリフトーク。都構想の真の目的、背後でうごめく竹中利権。中央政界にも、密かに迫る日本解体の危機。他では聞けない日本の真の闇を語ります。
♣「知ること」「知らせる」ことから国民主権を実地に移そう!
※農林水産委員会(衆議院インターネット審議中継 種苗法改正2020.11.12)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=50841&media_type=
※国会審議中継を見る方法https://www.youtube.com/watch?v=v4lvDS-EmUQ
※「 国会議員に民意を伝えよう!」http://democracy.minibird.jp/
※「国会議員 - Yahoo!みんなの政治」https://seiji.yahoo.co.jp/giin/