「標的の村」https://www.youtube.com/watch?v=raJ8vTr8r4c(動画 46分56秒)
三上智恵監督「『基地は訓練をする場所で、日本はずっと戦争をしていない』。そう思わされ、都合良く目を背けてきた日本人に、70年間封じ込められてきた沖縄の呻きをぶつけなければならない。そこから語り直さなければ届かないのだと、19年沖縄の放送局にいて痛感しました。
この映画は、沖縄の負担を減らして欲しいなどという生やさしいものを描いてはいません。知事を先頭に、国と全面対決してでも沖縄が止めたいものは、日本という国で息を吹き返そうとしている「戦争」そのものです。
それが見えているから沖縄は屈しません。辺野古のゲートや海上で彼らに襲いかかってくる権力は、警察、防衛局、海上保安庁にその姿を変え、素手の県民を押さえつけます。でも、いくら押さえられても、その口は歌を唄う。怒りの絶頂を瞬時に笑いに変え、気力を盛り返す。撮影しながら、私は確かに地鳴りを聞きました。揺り起こされた「島ぐるみ闘争」の震動は、やがて激震となって本土に到達するでしょう。」(http://ikusaba.com)
三宅洋平氏「高江のことはまず、今の自分にできることは『まだ沖縄の基地問題に心が触れていない 』 全国の皆さんに、『標的の村』を観ていただくなどのきっかけを作っていくことです。日本にいながら、戦後日本の根幹をなすこの問題に、心が触れていない人が多いのが最大の問題です。そういう方々は、新聞やテレビの見出しレベルの情報だけで『無意識の肯定派』に まわりがちです。改憲問題も含めてそれが、何よりの問題なんだと感じています。」(http://ameblo.jp/miyake-yohei/)
※オスプレイ、1日6.9回の飛行訓練 (記事2015年5月18日 志葉玲)
○村営住宅や公民館の上をオスプレイが飛んでいく
○「沖縄の基地負担減」というウソ、むしろ負担増
○スラップ訴訟(*)で弾圧、県道を「米軍専用」に――無視される地元の意向
○なりふりかまわずの基地拡大➡ 民意を尊重し自然環境を守るべき
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150518-00045837/(動画 1分23秒)
*スラップ訴訟とは、国や大企業が、市民団体やジャーナリストなどの個人に対し、恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟のこと。
※「反骨 翁長家三代と沖縄のいま」TBS記者・松原耕二氏著
翁長知事がかつての保守から、革新と共闘する「オール沖縄」へと舵をきる変遷を過去の発言録やインタビューをもとに辿っているノンフィクション。サブタイトルにある『翁長家三代と沖縄のいま』からも分かるように、翁長知事本人のみならず、祖父と父の生き様や形跡が翁長知事の政治家としての歩みにどう影響を及ぼしているかも描いています。…ニュースでは知ることのできない翁長知事の思いや覚悟を知ることができ、沖縄の抵抗運動に対する理解がより深まります。