「野党再編」と 「野党共闘」
民主主義がなし崩しにされていくのを、ボーっとして眺めていないで、やれることをなんでもやろうとあらためて決心しました。
2017年9月27日 セワヤキ
24日、前原誠司代表と自由党の小沢一郎共同代表が10月22日の衆院選にむけて会談し、安倍政権に対抗するため、両党を軸にした野党勢力の結集が必要だとの認識で一致したと報じられました。前原氏は同日に開かれた講演でも、「どう受け皿を作るかが重要。(与野党の)一対一に持ち込めるか、形になるよう努力をしたい」と述べたといいます。連合の神津里季生会長は自由党との野党再編に関し「理念政策が一致した野党は一つの固まりで戦わなければならない」と日経新聞の取材にコメント、合流はほぼ確実と見ていいのではないでしょうか。
・民進・自由が合流構想 連合が後押し 前原・小沢氏、野党再編探る(日経新聞、2017年9月25日)https://www.nikkei.com/article/DGKKASFS24H51_24092017MM8000/
2017年9月26日、「市民連合http://shiminrengo.com/」が、民進・共産・自由・社民の野党4党に、「安倍政権の憲法改正反対」、「秘密保護法、安保法制、共謀罪など立憲主義に反する諸法律の白紙撤回」、「原発ゼロ実現を目指す」など7つの政策を提案し、安倍政権を倒すという方向性をもって、次期衆院選を全力で戦うことなどを要請。
※中野晃一氏「希望の党が本当にまじめな選択肢になりますか?」
山口二郎氏「民進党と自由党の合流は野党の協力体制を強化していく方向に作用する」!~市民連合による野党4党へ要望書提出後の記者会見http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398980 2017.9.26(ハイライト動画 5分16秒)
市民連合の山口二郎・法政大教授は、民進と自由の合流について「野党協力を強化する方向に作用するはずだ」と回答し、全国の小選挙区で与野党1対1の構図が展開されることに期待を寄せました。
前原、小沢氏ら2党の合流を検討している傍ら、25日に小池百合子都知事が旗揚げした「希望の党」も野党再編の視野に入れているとも報じられています。市民連合の中野晃一上智大教授は、「小池旋風はメディア現象に過ぎない」と批判し、「雰囲気的に何かやってくれそうだというイメージで走り続けている。有権者は実態が何かを見るべきだ」と苦言を呈しました。また、山口氏は「市民連合としてまだ議論ができていない」と前置きした上で、「希望の党がまじめになれば再検討の余地はあるかもしれないが、市民連合として応援できるかといえばなかなか難しい」と述べ、4野党と希望の党との連携には難色を示しました。
《特集: 小池百合子》http://iwj.co.jp/wj/open/archives/feature/related_article-koike_yuriko
(以上日刊IWJガイド2017.9.27 日号 より )
「日本会議」の人々は、どんな左翼・リベラル陣営よりも頻繁にデモを行い、勉強会を開催し、陳情活動を行い、署名集めをしてきた。50年に近い歳月を経て培ってきた運動のノウハウの総力をあげて、今、「改憲」という結実を迎えようとしている。改憲プランは「緊急事態条項」しかり「家族保護条項」しかり、およそ民主的とも近代的とも呼べない、本音に「明治憲法復元」を隠した古色蒼然たるものだ。しかし彼らの手法は間違いなく民主的だ。これまで日本社会が嘲笑し足蹴にしてきた「民主的な市民運動」を、きわめて非民主的な思想を持つ人々が長年にわたり地道にやり続けていたのだ。この人々の「民主的な市民運動」が、その「民主主義」を殺そうとしているとは、なんという皮肉か!こうなったら我々市民は、「民主主義を生かすことができるのは『民主的な市民運動』だ」という原点に希望を見いだすしかない。賢明な市民が連帯し、彼らの運動にならい、地道に活動すれば、民主主義は守れる。絶望するにはまだ早い。
http://www.sewayaki.de/「日本会議の研究」.html
お問い合わせ・ご意見
民進党 https://www.minshin.or.jp/form/contact/request
自由党 http://www.seikatsu1.jp/contact
市民連合 https://shiminrengo-com.ssl-xserver.jp/contact
「 国会議員に民意を伝えよう!」 http://democracy.minibird.jp/
「国会議員 - Yahoo!みんなの政治」 https://seiji.yahoo.co.jp/giin/
メデ ィアのリスト http://www.sewayaki.de/メデ%20ィアのリスト.html