ウクライナの真実 Ⅳ《情報戦!》大手メディアの伝えないIWJの情報
■『生物学的研究施設』
※【速報1365】独立ジャーナリストのグリーンヴァルド氏は自身のニュースサイトで「ヴィクトリア・ヌーランド:ウクライナは『生物学的研究施設』を持っており、ロシアに奪われることを懸念している」を掲載。
グリーンヴァルド氏: 仲間のマルコ・ルビオ上院議員が、「ウクライナに化学兵器研究所がある」という疑惑をヌーランド国務次官に覆してもらうために、ヌーランドに「ウクライナには化学兵器や生物兵器があるのか?」と質問した。 ところが、なぜか、彼女(ヌーランド氏)は真実を語った。ヌーランド氏は、「ウクライナには生物学的研究施設がある。我々は現在、実際にロシア軍が(それらの研究所を)支配しようとするかもしれないとかなり懸念しており、ロシア軍が近づいてきたときに、それらの研究材料が手に落ちるのをどうやって防ぐか、ウクライナと協力している」と認める発言をした。
グリーンヴァルド氏: これらの『生物学的研究施設』がロシアの手に渡ることを『かなり懸念』する唯一の理由は、ロシアの科学者がまだ独自に開発していない高度な物質を含んでおり、それが邪悪な目的、つまり高度な生物兵器や兵器化される可能性のある二重用途の『研究』に使われる可能性がある場合だけである。ヌーランド氏の驚くべき暴露は、米国政府がウクライナにどれほど深く関与しているか、また長年にわたって関与してきたかを改めて明らかにする。
■「外国人部隊」「義勇兵」「スナイパー」
※【速報1393】ウクライナのヘラシチェンコ内務省長官は11日(現地時間)、ロシア陸軍29部隊所属のアンドレイ・コレスニコフ少将を交戦中に射殺したと明らかにした。(現地紙インターファックス・ウクライナ)
9日(現地時間)、『ニューヨークポスト』が、「ウォリ(Wali)という名のカナダのエリート狙撃手がウクライナ戦争に参戦意思を明らかにした」とし「全世界最高のスナイパーに選ばれる人物だけにウクライナの戦力に相当な役に立つだろう」 と報じました。軍トップ3人を続けて射殺とは、ウクライナには「ゴルゴ13」でも送り込まれているのでしょうか。 また、スナイパーを送り込むカナダは、今後、ロシアから報復を受けるかもしれません。そうした戦線拡大のリスクについてはどう考えているのでしょうか。 ロシアのショイグ国防相は11日の国家安全保障会議で、ボランティアの「志願兵」としてウクライナ東部に行くことを希望する外国人が1万6千人以上いることを明らかにしました。 先に、ゼレンスキー大統領が外国人部隊の創設を呼びかけ、約2万人の「義勇兵」がポーランドに参集していると報じられました。米国がISIS兵士をウクライナへ連れてくるという話もあります。世界中の兵士がウクライナに集まってくると、ウクライナが「第二のシリア」「第2のアフガニスタン」化します。
■2022年2月25日の持つ意味?
※【速報1409】ウクライナの元首相ニコライ・アザロフ氏はフェイスブックで衝撃的な情報の発信を続けている。3月4日 19:20「2021年12月以降、ロシアはNATOがウクライナに4個軍事旅団(陸上2個、海上1個、航空1個)を駐留させる計画について情報を得ていた~」
アザロフ氏は2010年3月11日から2014年1月27日までウクライナの首相でした。2014年のウクライナ騒乱の最中に退任したことになります。
アザロフ氏のTwitterアカウント「Николай Азаров@AzarovNikoly」は、2014年1月15日が最後の投稿になっており、「長い休暇」に入る旨が記されています。
アザロフ氏(3月4日): 2021年12月以降、ロシアは、NATOがウクライナに4個軍事旅団(陸上2個、海上1個、航空1個)を駐留させる計画について情報を得た。そして、核弾頭を搭載する可能性をもつ航空旅団も。
NATOは2022年夏の国連安保理でこの兵力配備に合意したいと考えていた。そして、おそらく年末までには紛争を誘発し、核兵器を使ったロシアへの本格的な軍事行動を開始したことだろう。 つまり、NATOはロシアに対して核兵器による第3次世界大戦を繰り広げようと計画していたのである。その重要な役割を担ったのが、米国に支配された現在のウクライナの支配層と民族主義者たちである。
第3次世界大戦や核兵器によるロシアへの攻撃を防ぐため、ロシア政府は事態を収拾し、ウクライナに秩序をもたらすことを決定した。 欧米はソーシャルメディアなどを通じて、ロシアが攻撃してきたという情報を流している。彼らは自分たちの計画が台無しになったことに腹を立て、今やロシアは《を?》、ウクライナにある、ウクライナの犠牲の上にある核兵器で破壊することはできないのだ。
IWJ: アザロフ氏は、ウクライナの現政権、つまり、ゼレンスキー政権が米国に支配されており、東部分離独立派と対立してきた「民族主義者たち」とともに、ロシアに対して攻撃的な意図を持っていたと指摘しています。 NATOの正規部隊が、ウクライナ東部の分離独立派に直接手を下すことは、ロシアとNATOの直接対決を招いてしまい、エスカレートすれば「第3次世界大戦」に直結してしまうので、にわかには想像し難い話です。 しかし、ウクライナ軍とアゾフ大隊などの暴力的な民兵集団が、東部分離独立派に一斉攻撃をかける可能性があったということであれば、その可能性は十分にあり得たと思います。
アザロフ氏は「国家治安部隊を中心とするウクライナ軍(AFU)は、2022年2月25日にドンバスで軍事作戦を開始する準備を進めていた」と述べています。つまり、その前日、1日早くプーチン大統領は、ウクライナへの侵攻を決定したというのです。
「プーチンは、キエフと西側諸国の計画を文字通り一足先に察知し、戦略的イニシアチブを握ることを可能にしたのである」 「プーチンはウクライナとNATOに先んじ、実際に共和国の数十万人の命を救った」
アザロフ氏はこの投稿で、「AFUから傍受したドンバス攻防戦の地図」について以下、かなり具体的に述べています。 政権を離れて8年、ロシアに近い立場にあるアザロフ氏の言葉をそのまま受け止めるわけにはいかない部分もあります。 しかし、アザロフ氏が主張するような「明日にはドンバスに総攻撃がかけられる」という強い危機感にロシアの首脳部が迫られていたというのであれば、「突然」と思われたロシアのウクライナ侵攻の理由は納得できます。 ロシアがなぜ2月24日にウクライナに侵攻したのか。「2月24日ドンバス総攻撃」の真偽はわかりません。それこそ、「偽旗情報」で、ロシアの首脳が騙されたのかもしれません。アザロフ氏の証言は、ロシア側が抱いたウクライナ侵攻の動機を解明する糸口になりそうです。