日本に広がる「優生思想」に☐氏も感染?!
◆れいわ公認・大西つねき氏がナチス顔負け『高齢者の命を選別すべき』『その選択が政治』発言!! しかし山本太郎氏は『除名しない』!!」2020.7.8日号https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/guide より
(…)結論として、「だからそういったことも含めて、順番として、その選択するんであれば、もちろん、高齢の方から逝ってもらうしかないです」と、高齢者に先に死んでもらうしかないと(大西氏は)明言したのです。(…)こうした考え方は、「生産性で人間をはからせない」として、重度障害者の舩後靖彦氏と木村英子氏を擁立し、国会議員として当選させたれいわ新撰組の方針と、正反対の思想のはずです。(…)大西氏は自らの考え方を「超本当に合理主義」などと表現しましたが、生産性の落ちた高齢者から、順番通りにジェノサイドする思想が「合理的」であるというなら、戦前のナチスや大日本帝国で猖獗をきわめた「優生思想」以上にそれは「合理的」で、はるかにおぞましいとしか言いようがありません。(…)
※大西つねき氏の動画内での発言について 2020.7.7れいわホームページhttps://reiwa-shinsengumi.com/reiwanews/5074/
『大西つねき氏の動画内での発言は、れいわ新選組の立党の精神と反するもので看過することはできない。一方でそのことによって、大西氏を除名するという判断はこちらにとっても簡単なことではあるが、それでは根本的な解決にはならない。多くの人々の心の中にもあるであろう何かしらかの優生思想的考えに、光が当たったことを今回はチャンスと捉え、アジャストする責任が私たちにはあると考える。この作業は、「何度でも人生をやりなおせる社会を構築する」という理念をもつ私たちにとって、重要な意味を持つ。大西氏には、命の選別の問題に生命尊重の立場から、取り組んでいらっしゃる方々にレクチャーを受けて頂き、命について真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う。人は変われる。私はその力を信じたい。(れいわ新選組 代表 山本太郎』)
※大西つねき氏本人の釈明2020.7.7 https://www.tsune0024.jp/blog/7-3
『私の先日の動画での発言について謝罪と撤回をしたいと思います。
私は7月3日の自身の動画チャンネルにおいて、「命の選別が政治家の仕事」という政治家としてはあるまじき発言をしました。この考えそのものが、従来の障がい者や社会で苦しんでいる人々へのケアを不十分なものにする元凶であり、「命の選別をやめよう」というれいわ新選組の結党の精神とは真逆の主張であったと、自分の発言の愚かさを深く痛感しております。今回の発言で命の選別に正面から取り組まれている船後議員、木村議員ならびに多くの当事者の方々はもとより、全ての人々に深く謝罪すると共に発言を撤回いたします。
代表からは、「命の選別」の問題に真正面から取り組んでおられる当事者の方々の声をしっかりと聞くべきとの指摘を受けました。自分の考えの浅はかさをより自覚し、新しい自分に生まれ変われるように努力したいと思います。
なお、当該動画については、発言撤回と共に公開停止にいたしました。』
◆優生思想」は現代社会に脈々と息づいている~障害者施設殺傷事件が突き付けた問題https://toyokeizai.net/articles/-/145061 1~3
「戦後最悪の犠牲を出した殺人事件」として全国を震撼させた相模原市の障害者施設殺傷事件。2カ月余り(執筆時)が経ったいま、メディアで取り上げられる機会は少なくなり、障害のある人や家族などを除いては、人々の関心も薄れてきているかに見える。
(…)なぜそのような社会になるのか。それは、優生思想はヒトラーだけでなく私たち各々の心にも深く関わる問題だからだという指摘も見逃せない。「自分と他者を比較して差別する心、“内なる優生(越)思想”は誰しも持っている」と、藤井さんは言う。私たちはETV特集とは別に「ハートネットTV」で同じテーマを放送したが、そのなかでドイツが過去の過ちを繰り返さないよう、教育や当事者運動を徹底して続けている様子を伝えた。その特徴は、一人ひとりの“内なる優生思想”に向き合い、そのうえでどうしたら克服できるかを考えていることだ。例えばベルリンにある小学校では毎月、ナチス時代について考える授業が行われている。さまざまな人種や障害のある子ども、ない子どもが一緒に、なぜ殺される人と生き延びる人が選別されたのか、もし自分があの時代に生きていたらどうなっていたかを真剣に語り合う。
また障害者権利擁護活動に取り組むリーダーは、「あなたは障害者、あなたはユダヤ人、あなたは同性愛者、あなたは外国人、あなたは女性だと何事も分類するから、差別が生まれ迫害につながるのだ」と語る。そして差別されることで「自分のことを価値がないと思うのも非常に危険だ」とも言う。「私は他者より良くも悪くもなく、私の人生は他にないただ一つのものと考えることが大事だ」と訴え、当事者運動を続けていく決意を語っていた。(…)
◆それはホロコーストの"リハーサル"だった~障害者虐殺70年目の真実~NHK ETV特集 2016.1.30 https://www.nhk.or.jp/etv21c/archive/160130.html
◆サードウェイブ実験~人はいかに楽々と洗脳され得るかの米高校での実験(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%96%E5%AE%9F%E9%A8%93 参考)
米国の高校で1967年に行われた社会学的な実験授業。どのようにしてドイツ人が過去にナチス政権を受け入れるようなことができたのかを実感させるために実施された5日間の体験授業。それをもとに映画化(*)もされ、小説にもなった。実験結果は、人はたった5日間で洗脳されてしまうことが可能だということだった。2008年には新たにドイツ映画DIE WELLE/THE WAVEも制作されてドイツでヒットした。(*オリジナル米映画のドイツ語吹き替えhttps://www.youtube.com/watch?v=2HFdtMvyAak 42分25秒)
(日本では2009年にドイツ映画が日本語字幕付きで公開された。DVDも発売されている。https://eiga.com/movie/54824/)
◆麻生氏「90歳で老後心配、いつまで生きてるつもりだ」2016.6.18 朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASJ6L4T7QJ6LIIPE016.html
元内閣総理大臣も「優勢思想」に感染していた?!