「権益」優先で「同盟者」をポイする国 そんな国にしがみついて「台湾有事」?! 日本はどうなる?
♣タリバン、アフガン全土掌握~~911から20年、日本もかかわった報復戦争【半田滋の眼 NO.39】2021.08.18 必見⇨https://www.youtube.com/watch?v=bcT5Bwz5oWo
【要約】結婚式に爆弾を落としても、「避けられない犠牲だった」で片付けられてしまったりした。911同時多発テロに対する報復というのが戦争の理由だと言うが、テロは犯罪なのだから、首謀者を逮捕して裁判にかけ、原因追求をするべきだったのであり、報復のための殺害、他国爆撃などは筋が通らない。イラク、リビア、で起こったことも同様。アメリカの無法ぶりに腹をすえかねた者たちがテロに加わることにもなった。技術の進歩でアメリカ本土から爆弾を遠隔で落としたりもできるようになり、戦死者も戦費も少なくてすんだので20年もダラダラ続けられた。米国が中東からの軍撤退を決めたのは、自国産シェールガスを得られるようになり、中東での石油利権確保に興味がなくなったからではないのか。他国への軍事介入は、日本の関わりを含めて、しっかり検証して再び起こらないようにするべきだ。
※【アフガンの地で 中村哲医師からの報告】ぬかるみゆく戦場 超然と生きる家畜の群れ2009.10.25 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/566703/
(…)「最終的に米軍が優勢に出てタリバン兵100人を殺戮(さつりく)」と発表されたが、これは信じ難い。多くの無実の村民が死んだことだろう。谷が狭く、そんなに多くの男たちが集まれる場所はないし、ヌーリスタン山岳部族はもともとタリバン勢力とも仲が悪かった。 この地には4年前まで私たちペシャワール会医療サービスの診療所があったから、少なからず事情を推測できる。険しい山岳地帯で18年前に内戦をかいくぐって建設された。下の村から歩いて1日かかった。最も苦労した診療所だったので戦場化して退去したときの歯がゆさを忘れることができない。あんなのどかな山村が「テロ戦争の主戦場」など誰が決めたのか。「無益な殺戮をいいかげんに止めてほしい」とみんな思っている。(…)
※アフガン米軍敗走が残すもの 世界の難民急増【田岡俊次の徹底解説】
2021.07.28必見⇨ https://www.youtube.com/watch?v=3A4ndNxeX90
♣アメリカ政府の走狗にとってのアフガニスタンの教訓 FinianCunningham 2021.08.15 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-4e3672.html
アフガニスタン(で今起きていること)は、アメリカによる裏切りの極めて明白な証拠だ。(…)これは、アメリカ政府がかつての「同盟者」をいとも簡単に困難な目にあわせた、多数の歴史的前例がある下劣な話だ。
アメリカの長老政治家ヘンリー・キッシンジャーが、かつて言った通り、アメリカには永久の同盟者はおらず、あるのは権益だけなのだ。 およそ46年前のサイゴン陥落では、北ベトナムの共産主義者が本来不要なアメリカの将棋の駒を最終的に敗走させると、アメリカ合州国は南ベトナムで支えていた腐敗した傀儡政権から、ほうほうの体で去っていた。ワシントンによる冷淡な裏切りの最近の例は、トランプ大統領任期中、アメリカが北部シリアを侵略した際、にクルド人戦士をトルコの慈悲に任せたことだ。アメリカのご愛顧を受け入れる人は誰であれ、契約書の細字部分が常に重要なのを知らなければならない。アメリカ政府の都合による選択で、いつでも捨て去られる。
(…)キエフの腐敗した政権に運営されるウクライナは、その全ての運命を、奴隷のように、進んで、ワシントンの思いのままにまかせているように見える。ロシアとの何世紀もの共通の歴史が、ワシントンの軍事的慈悲を得るために、キエフ政権によって、すっかり犠牲にされている。アメリカ軍事援助で20億ドル資金による7年の内戦は、ロシアとの良好な関係に打撃を与え、ウクライナの平和と繁栄を破壊した。ウクライナをロシアに対する将棋の駒として利用したのが無駄だったとワシントン帝国の立案者が悟れば、慢性的混乱を解決するため、ウクライナ国民は捨てられるのは確実だ。
(…)現在、アメリカによる裏切りに対する最大の警戒は、反抗的な中国の島、台湾に向けねぱならない。ワシントンの挑発的兵器販売は、台湾の分離主義党派を煽動していると北京は警告した。中国は軍事的に台湾を侵略し、武力で支配を取り戻す権利を宣言した。ワシントンが繰り返し台湾を「守る」と誓っているので、このような動きは、アメリカと中国間の戦争を燃え上がらせかねない。 だがアフガニスタンの大失敗で我々が想起するように、中国本土との軍事対決で、ワシントンは、台湾人を運命の手に委ねる可能性が高い。北京が権威を確立する前に、双方で中国の血が流されるだろう。
ワシントン外交政策と軍事介入には一片の信念もないことを、「アフガニスタン」:は残忍な明快さで示している。企業収益のために働くワシントンの権益にかなうとみなされる限り、普通のアメリカ国民の命は外国人の命と同様犠牲にしてかまわないのだ。そうした権益が止まれば、失われた生命は、排泄物のように、トイレに流される。
♣劣化ウラン弾――米軍の対テロ戦争が残した悲惨で残忍な爪痕
※イラクが、劣化ウラン弾使用を理由に米をスゥエーデンの刑事裁判所に提訴
2021.05.21 https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i69532
(…)そのほかにも、アメリカ軍がイラクに対し劣化ウラン弾数百トンを使用したことに関する複数の報告が出されており、医療筋はこのことがイラクでの先天性奇形児やガンの拡大の主な原因であるとしています。(…)
※劣化ウラン弾による放射能被害 https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/heiwamura/
(…)手術用の防護ガウンを着て手術室へ。全身麻酔を施された赤ちゃんがベッドに横たわっている写真❼。「これを見ろ」と医師が赤ちゃんの背中を見せる。「テラトーマ(奇形腫)」。怒りを含んだ医師の声が手術室に響く。「これは、もしかして米軍の……」「そうだ。劣化ウラン弾による放射能被害だと思う」。イラクと同じくアフガニスタンでも米軍は大量の劣化ウラン弾を使用している。「1日に5人、この腫瘍を取り除く手術をしたことがある。戦争前までこんな症状はなかった。」(…)
※劣化ウラン弾の影響か? 先天異常の新生児が3年間で1,000人以上!(新生児の14,4%!) 高遠菜穂子氏報告会「イラク戦争から10年、子どもたちの未来が奪われている。イラク・ファルージャ調査報告会」 2013.4.11 必読⇨ https://iwj.co.jp/wj/open/archives/73538