嘘で成り立つ戦争をいつまで続けるのか? ゼレンスキー大統領以下、同じウクライナ政府関係者が、ウクライナの経済と軍に数百億ドル相当の援助を与えるために、西側の怒りを引き起こすことだけを目的に、ブチャについて意図的に嘘をついたという事実は、何一つ変えることはできないのだ。
♣ブチャ再訪 筆者:スコット・リッター(Scott Ritter) 2022.10.22<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ2022.11.06>http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1116.html
西側が構築したウクライナ側のシナリオは、嘘の防御の上に成り立っている。そして、ブチャでウクライナの治安部隊に虐殺された何百人ものウクライナ市民の死をロシアのせいにする嘘ほど、大きなものはないのだ。(…)ロシア軍はブチャに残ったウクライナ市民に人道的な物資を配り、地元の業者と乾物を新鮮な卵や乳製品と交換するなど、市民的な対応をしていた。ロシア軍が撤退する際には、親ロシア派市民も一緒に撤退するように勧めた。これは、ロシア軍がブチャを占領していた期間、自軍に「協力/協調」していたとみなされた民間人に対するウクライナの報復の可能性をロシア側が理解していることを明確に示している。
ロシア軍と交流のあった多くのウクライナ人は、限られた商取引や生き延びるための人道的物資の受け入れなど、ロシア兵との通常の交流はウクライナ国家に対する反逆には当たらないとして、その場を離れなかったのだ。
彼らは間違っていた。
(…)この犯罪の証拠は圧倒的であった。しかし、事実に基づく真実の報道から、虚構のプロパガンダの速記へと機能を変えた元ジャーナリスト仲間たちが率いる「集団的西側」は、ロシア・ウクライナ紛争の交渉による解決の必要性から、ロシアを長期的に弱めるための消耗戦の維持へと世論を転換させるために、より大きな情報作戦に取り組んでいたのである。
そのためには、「集団的西側」は、ウクライナ人は自由や解放といった民主的価値の勇敢な擁護者であり、ロシア人はウクライナの国土を荒らし回り、罪のない市民を残虐に扱う強奪者であるという明確な「善対悪」の構図を描く必要があったのである。このような明確な役割分担は、ロシアとウクライナの紛争を「善」(NATO)と「悪」(ロシア)の間の事実上の存亡の争いに変えるために、これから行われる数十億ドル規模の財政・軍事支援の支持を得るために必要であった。
それは機能した。
(…)ブッチャに埋められた犠牲者がいたことは疑う余地がない。 しかし、彼らはロシア人に殺されたわけではない。 ウクライナ人によって殺されたのだ。 願わくは、今回は、ウクライナで起きていることの真実に、欧米の聴衆が目を覚ましてほしい。
右翼団体の赤と黒の旗に身を包み、ロシアから奪還したすべての村、町、都市で、ヴォルヒニア(Volhynia)と東ガリシアにおけるステパン・バンデラとその信奉者の殺人的歴史を再現しているウクライナ政府の実態に目を向けてほしい。 訓練終了後、ステパン・バンデラを賛美するウクライナの空挺部隊の実態に目を向けてほしい。 「クラーケン大隊」をはじめとするウクライナ軍内のネオナチ軍団の戦車や装甲車に、公然と卍が描かれている実態に目を向けてほしい。 ウクライナ政府の犯罪的本質の現実に目を向けてほしい。
「60ミニッツ」と西側メディアはブチャの悲劇を好きなだけ再検討することができる。彼らが報告することは、通りに横たわる死体がウクライナ政府高官の命令でバンデラ崇拝者の「サファリ」大隊の殺人者によって殺されたという事実を変えることはない。ゼレンスキー大統領以下、同じウクライナ政府関係者が、ウクライナの経済と軍に数百億ドル相当の援助を与えるために、西側の怒りを引き起こすことだけを目的に、ブチャについて意図的に嘘をついたという事実は、何一つ変えることはできないのだ。
そして西側のウクライナへの投資は、敗戦にいたる大義の現実を変えることはできない。 ロシアは勝利に向かっている。 ロシアは勝利するだろう。 そしてブッチャのウソの上塗りをいくらしてもその現実を変えることはないだろう。
♣日刊IWJガイド2023.9.23号https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52770
【第2弾! 2014年以来ウクライナで子どもを海外に売る秘密ネットワークが活動していた!】この容疑者の中には大規模なクリニックの院長も含まれている! 女性や子どもの臓器を売るウクライナが、人身売買大国として国際社会で非難されていたのは、ウクライナ紛争以前からの話! それがさらに悪化!!(21日付『RIAノボースチ』)
ウクライナでは、連れ去りどころか、子どもたちの人身売買が、特に、2014年以降、頻繁に行われ、とりわけ、ドンバス戦争で戦場になった地域では、子どもたちや兵士の臓器売買が行われてきたことはEU自身も認めています。しかも、臓器売買がこれまで以上にスムーズに促進できるように、わざわざ法改正まで行っているのです。
※ウクライナの臓器売買の闇(第1回)なんと、人身売買大国ウクライナの臓器売買にバイデン・ファミリーも関与していた!? 国連は「1991年(ソ連崩壊で独立後)以降、ウクライナでは、16万人以上が、労働・性行為・強制物乞い、臓器摘出のために搾取されている」と報告! ウクライナでは新生児の臓器売買も行われてきた! ウクライナ紛争によって、死傷した兵士の臓器の摘出・輸出が激増! ウクライナでは個人の生体認証データの収集を活発化、その目的は「臓器移植の円滑化」! ロシア外務省は「ウクライナは西側の軍事援助とウクライナ国民の臓器を交換する用意がある」と非難!(日刊IWJガイド、2023年8月4日)
※【IWJ号外】「衝撃! 驚愕の事実! ウクライナの臓器売買の闇!(第2回)死傷したウクライナ兵士から無断で臓器を摘出し、欧州などへ売却!! 米グローバル企業、欧州安全保障協力機構も暗躍!?」2023.8.5
※はじめに~ウクライナをはじめ、貧しい国々の人々から摘出された臓器が、ウクライナの臓器移植ビジネスを支える富裕国へ臓器移植用の臓器として「買われてゆく」現状と、その需要の高さ! ドナーと待機者の数の著しい格差はグローバルな格差と直結する!(日刊IWJガイド、2023年8月18日)