生物・人類学的には「人種」は存在しない
http://sciencetime.seesaa.net/article/431661256.html
世界の歴史を見ても、世界の現状を見ても、その争いの主な原因は「人種差別」にあることは間違いありません。生物・人類学的には「人種」は存在しないのですが、他民族を蔑視する言動があとをたちません。
他民族蔑視から始まった欧米諸国の帝国主義・植民地主義は、他民族侵略を止められない病にまで発展し、ついに、明治の日本にも感染して(実は日本は7世紀にはすでに他民族を侵略し始めているのですが)、大日本帝国はアジア諸国を非常に苦しめました。その後も、グロバル化による多国籍企業というものにその姿を変えて、巨大化し続けています。
地球市民は、その事実を直視するどころか、偏見を助長する教育や情報の氾濫に、日夜洗脳され続けています。こうして世界各地に広まった悪意、憎悪、恨み、妬み、欲望などで、人類は、仏教的に言えば、「燃え上がって」います。
※「世界の『いま』は欧米中心主義の断末魔。 日本は世界の冠たる欧米中心主義であり、欧米の人達が恥ずかしくなるほどの 優等生 」東大名誉教授・板垣雄三氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/159297 (会員向け動画の1時間28分41秒から)
(セワヤキのつぶやき――「日本人は白人より白い」)
争いが絶えない、欧米の排他的な一神教ではなく、仏教の教えによって、この病んだ世界を救う手立てはないものでしょうか。
※「メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている」?
加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!「独裁国家に近づいている」と危機感! https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406799 2017.12.5(7分22秒)
前川氏はこのインタビューで、「眼横鼻直」(がんのうびちょく)という道元の言葉を紹介しています。(会員向け全編動画の1分60秒から)
「自分の目で見て、眼は横に並んでいるし、鼻は縦についているということが認識できれば、人に騙されることはない。有りのままを見るためには自分で見て自分で考えることが大事。」
悪意、憎悪、恨み、妬み、欲望、愛着、偏見などの煩悩に眼をくらませていないで、世界をありのままに認識できるようにすることが、原始仏教では修行の主な目標となっています。
この場合、注意しなくてはならないのは、「有りのままを認識する」ことを言っているのであって、「有りのままを受け入れる」などと誤解はしないことです。「受け入れる」の先には、「国家主義・全体主義を取り戻そうという勢力」が待ち構えています。
さて、貴方は日本の有りのままの姿を「眼横鼻直」に認識することができるでしょうか。次の記事を読んで判断してみてください。
必読➡日本のマスコミが、我々が発言するのをいやがる内容
Andre Vltchek http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-5caa.html 2016.6.22
2018年 2月3日 セワヤキ www.sewayaki.de