「沖縄ヘイトデマ」の意図
メディアが真実どころかデマ報道(それも右翼団体までが驚くようなひどいヘイトデマ報道)をしていることをしっかり頭にいれておかないと、いつまでも騙される結果になりそう。「誰/何 の利権がからんでいるのか」を見抜くことが最重要!
「ニュース女子」が垂れ流した「沖縄ヘイトデマ」問題
※【特集】公共放送で垂れ流された「ヘイトデマ」検証http://iwj.co.jp/wj/open/dhc
番組は、自称「ジャーナリスト」井上和彦氏による沖縄取材をもとに構成され、多くの「デマ」や「ヘイト発言」が含まれていた。司会は東京・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏だった。市民らが職業的に基地建設の反対運動に参加していると断定的に伝えたうえ、「テロリスト」だというイメージまでも植え付ける、目に余る内容だった。…製作元のDHCシアターは、「米軍基地反対派の言い分は聴く必要がない」と開きなおり、司会を務めた東京・中日新聞の論説副主幹・長谷川幸洋氏は、東京新聞が謝罪記事を出したことに対して「言論の自由の侵害だ」などと逆ギレし、問題が収束に向かうどころか、関係者の確信犯的な故意がかえってむき出しに…
「週刊金曜日」の報道によれば、
「ニュース女子」で「沖縄ヘイトデマ」を拡散した”ジャーナリスト”井上和彦氏は、防衛産業「双日エアロスペース」の正社員であるとのことだ。
「双日エアロスペース」のホームページ:
同社は「日本の安全保障環境の変化を捉え、防衛省各自衛隊の各種任務を支えるため、防衛装備品を欧米各国より輸入・販売」する会社…(な~るほど!)
愛国団体「花瑛塾」までがあきれ、TOKYO MXの本社前で抗議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/357990
「沖縄の人たちが日本を守るために捨て石になった。沖縄に寄り添うのが保守であり、右翼だ」沖縄の基地問題などに取り組むべく、2016年11月に既成の右翼団体から独立して結成された花瑛塾は、1月2日放送のMXテレビ「ニュース女子」の内容が沖縄平和運動への偏見、沖縄蔑視、民族差別を含む「デマ報道」であると問題視した。(偽右翼が日本を丸ごと外国に差し出すのに余念がないのとは対照的!)
BPOがTOKYO MXから報告を求めることを決定
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/358124
「BPO」=「放送倫理・番組向上機構」(番組への苦情や放送倫理の問題に対応)
元BPO委員をつとめた精神科医の香山リカ氏 「これを審議入りして『放送倫理違反』としなかったら、BPOの存在価値はない。番組内容にデマがあり、取材をしていない完全な虚偽がある(…)何の罰則規定もないが『違反』をしているとなると、局としては非常に不名誉なこと。何ヶ月後にどう改善したか報告書を出さないといけない。公正性が担保できるように番組を作り直す、謝罪放送をするといった場合もある。(…)打ち切りにされるかは分からないが、存続が難しくなるだろう。」