「重要土地利用規制法案」に耳を傾けると中曽根康弘元首相の「日本列島を不沈空母化します」の声が聞こえてくる! 中曽根氏が1983年に米国でした発言によって「不沈」どころか「日本沈没」路線が敷かれてしまった?! なんとこれから日本全土1000ヶ所にミサイルを配備するという! 列島全土がミサイル攻撃発射基地となり、同時に敵国からの報復攻撃の対象となる! 国民が知らないうちに戦争は目前に迫っている! 「重要土地利用規制案」は断固廃案に!
※米、安保で財政負担要請 中曽根元首相83年訪問時 2017.01.12 https://www.nikkei.com/article/DGXLNSE2INK01_S7A110C1000000/
中曽根氏:「日米は運命共同体で、喜びも悲しみも分かち合う」
中曽根氏:「日本列島を不沈空母のように強力に防衛する」
中曽根氏:(憲法改正論議に関し)「かかるタブーはあるべきではない」
♣《日刊IWJ 2021.06.11》6月9日に参議院憲法審査会で可決された国民投票法改正案の危険性についてはこれまで繰り返しお伝えしてきました。早ければ本日6月11日の本会議で採決されてしまう可能性があります。そして、もうひとつ、きわめて危険な戦時体制構築のための法案の審議が参議院で進んでいます。「外資による安全保障上重要な日本の土地の買収」を防ぐためと説明されていたその法案は、「重要土地利用規制法案」あるいは単に「土地利用規制法案」と呼ばれています。しかし、その実態は「台湾有事」に向けて日本列島をミサイル要塞にするための法案であり、米国がその覇権を守るために日本を「捨て駒」にして中国を叩くための法案です。
6月8日の首相官邸前抗議で、「沖縄の風」という参議院の会派に属する沖縄県伊波洋一参議院議員がマイクを握り、「重要土地利用規制法案」に断固反対のスピーチをしました。
※「重要土地」とは米軍のミサイル配備地!「台湾有事の戦時立法! 日本全体を戦争に巻き込む法案です!!」と伊波洋一参議院議員が訴え!~6.8「重要土地調査規制法案」を参議院で廃案に!6.8緊急抗議集会https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492935
(伊波洋一氏1: 04: 17~ 以下、《IWJ、スピーチ全文書き起こし》より要点のみ)
伊波議員:「今、(米国から)求められてるのは、日本国内にミサイル発射装置を1000カ所置けと。こういうの、トランプ大統領の時の話なんですけれども、それをまさにアメリカが要求していますね。 そういう状況での重要土地法案。つまり、何が重要な土地なのかというと、アメリカ軍が使う土地が重要なんです。だから、そういう意味ではまさに、国境離島、沖縄だけではなく、他の国境離島も狙われているでしょう。 つまり、そういう戦争、日本全体を戦争に巻き込む法案なんだと。それを前提としているわけです」
伊波議員:「私達は、今、日本がですね、自分たちの安全保障、自分たちで決めていない。国家主権を放棄しているわけですよね。国民の安全ための、安全保障の主権者ではない。アメリカのための道具に過ぎない。国民はですね、本当にないがしろにされているんですよ。 沖縄だけじゃないです。沖縄は最もなんですけど、そういうことを明らかにしながら、やはり私たちは反対をしていきましょう。そして断固ですね、酷い法律を通させてはいけない」
※「中国のミサイル1400発で日本は一度壊滅させられ、中国に花を持たせて戦争を終結させる。それが米国の戦略」~岩上安身によるインタビュー 第600回 ゲスト 伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長 必見⇨https://iwj.co.jp/wj/open/archives/279853 (文&動画 12分58秒)
伊波氏:「武器を持たない琉球の最大の手段は、国際的信義だった。これが琉球・沖縄が450年も平和的に統治できた最大の理由です」
伊波氏:「中国に花を持たせ、台湾は米国が押さえて戦争を終わらせる。すべて米国の国益のため。日本にとって、選択肢は他にもあるのに選べない。もっと中国と仲良くやればいい。それができないのは、とても近視眼的だ」
♣偽りの本土復帰・SACO合意 基地なき沖縄の展望24.05.2021
必見⇨https://www.youtube.com/watch?v=AJmmaWUcvoA
セワヤキの感想 :47分48秒過ぎからの山城博治さんの真剣な、切羽詰まった話ぶりに、心を揺さぶられました。 山城さんの恐れていることが、沖縄でまず始まり、だんだん日本中でそれが起こっていきそうな気がします。
♣6月9日、参議院憲法審査会で「国民投票法改悪案」可決!「コロナ危機に便乗して改憲論議を煽るのは究極の火事場泥棒だ!!」〜岩上安身によるインタビュー第1043回ゲスト 日本共産党・山添拓参議院議員 2021.6.9
必見⇨https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492969 (テキスト&動画12分5秒)
重要土地利用規制法案について山添議員は、監視社会の入り口にもなり得る法案だと指摘した。
「土地利用規制法案は平時の法案だと説明されています。平時であるにもかかわらず、内外の諸情勢がどうなるかわからないから、あらゆることを政令や省令、あるいは内閣総理大臣の判断に委ねて、法律にはほとんど中身を書かない。注視区域や特別注視区域がどこかになる予定かという話も国会でしないし、最終的に罪になる可能性のある機能阻害行為について(具体的な)説明をしない」
一見別々に見える、国民投票法改正案も、重要土地利用規制法案も、実は「戦争する国づくり」の一環だというわけである。(…)
♣こんなおバカな法律が… 安保土地取引等規制法2021.06.09【田岡俊次氏の徹底解説】必見⇨ https://www.youtube.com/watch?v=xyFvGi3iA98
参院での審議が始まった安保土地取引規制法案。軍事ジャーナリストの田岡俊次さんは、なんておバカな法律をだれも止めずに進めているんだと言います。法律の目的とする安全保障のためにはとても役立ちそうもなく、逆に対象も調査の方法も内閣総理大臣が決めるという白地手形。日本中にどこでも対象になりそうなうえに、売買だけでなく賃貸も使用貸借もその他あらゆる利用形態と関係者が調査対象になりうる形になっていいます。調べる内容もこれから決める、土地建物の利用状況を調べるって、例えば基地の監視をしている住民運動や何かの勉強会も目をつけられれば調査されるのか。憲法上の問題もはらみ、届出すべき取引が網羅的になった結果銀行の融資も委縮しそう。読めば読むほど「おバカ」かげんが明らかになります。 まだ間に合います。自民党の支持層にも大変な法案なんですよ、と自民党にももう一度言いたい。 この法案もやめましょう。