稲田朋美氏が唱える「道義国家」
「教育勅語」とは?
いざとなったら天皇のために命を投げ出せよ、という教えです。大日本帝国が国家統治のイデオロギーとして採用した、「国家神道https://kotobank.jp/word/国家神道-65214」や「国体論https://kotobank.jp/word/%E5%9B%BD%E4%BD%93%E8%AB%96-1317079」と密接不可分な、「皇民化教育http://www.y-history.net/appendix/wh1505-067_1.html」の規範でした。「教育勅語」は、そうしたイデオロギーを子どものうちから刷り込み、国民を天皇に忠実に仕える「臣民https://kotobank.jp/word/%E8%87%A3%E6%B0%91-82595」に仕立てあげるための強力無比なツールでした。
1947年に制定された教育基本法は、この「教育勅語を中心とした皇民化教育」への強い反省からできたものです。そのことは、翌1948年、衆参両院でそれぞれ、「教育勅語に対する排除、失効決議」がなされていることからもうかがわれます。
塚本幼稚園、教育勅語で園児を洗脳 創生「日本」 憲法改正を実現し戦前回帰を目指す 日本会議の真実https://www.youtube.com/watch?v=ipgOnH7cU0E (動画4分49秒)
「国民主権、基本的人権、平和主義をなくさなければ、本当の新憲法にならない!」――長勢甚遠氏
「国防軍を創設する、そんな憲法案を提出いたしました」――稲田朋美氏
塚本幼稚園・理事長 籠池氏
「国会議員の先生が私のことを(国会答弁で)『全然知らない』と言っていたが、よく存じ上げている方もいらっしゃいます。『10年前にしか会ったことがない』と(稲田朋美防衛相が?)おっしゃっていたが、2年ほど前にお会いしたことがあるのではないかと思う。ある特定の会合(日本会議関連?)の中で。」
稲田朋美・防衛相にとって「教育勅語」は何を意味するのか
「教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本という国、民族全体のために命をかけるということだから、(略)教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないかなと思ってるんです」
「教育勅語の精神であるところの、日本は道義国家を目指すべきだという精神は取り戻すべき、目指すべきだと今も思っている」
稲田朋美氏が唱える道義国家とはどんなものか 「道義国家を固持すべき」https://www.youtube.com/watch?v=VoSlvgCsbsM (動画20秒)
https://www.youtube.com/watch?v=1GQluoqDG4M(動画4分50秒)
「国民の生活が大事だなんて政治はですね、私は間違っていると思います。(中略)世界中で日本だけが道義国家を目指す資格があるんです」
「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る、そして自分の国を護るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!決死の覚悟なくしてこの国は守れません」
(以上、日刊IWJガイド2017年3月 9日/10日号参考 )
私たちの子供や孫やひ孫が戦前のような洗脳教育で「戦争マシーン」にされないように、大人の私たちが是非とも踏ん張らなければならない時が到来したようです。
「 国会議員に民意を伝えよう!」 http://democracy.minibird.jp/
「国会議員 - Yahoo!みんなの政治」 https://seiji.yahoo.co.jp/giin/
2017年 3月10日 セワヤキ www.sewayaki.de
以下参考資料
※自民党の改憲勢力の恐るべき本音が明らかに!以下 稲田朋美氏の発言
「国民の生活が大事なんて政治は間違っている!」
「核武装は国際情勢によっては検討すべき」
「安倍総理の演説は、まさに神の言葉のようだった」
稲田氏の資金管理団体は、2010年〜2012年に、排外主義団体・在特会の幹部と行動する8人から計21万2000円の寄付を受けた
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/312953 2016.6.30
※安倍政権を思想的に支える日本会議、神道政治連盟、そして伊勢神宮の「真姿」――改憲への熱情の底にひそむ「国体復活論」宗教学の第一人者・島薗進氏(上智大学教授)に訊く http://iwj.co.jp/wj/open/archives/310114 2016.6.18
※安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか
『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!
「自民党改憲草案は『国家神道』の封印を一つ一つ解くものだ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288 2016.11.29