核シェルターより「草の根 反核運動」2017.8.19
(日刊IWJガイド2017.8.14 日号 、2017.8.15 日号 参考 )
※核シェルター「日本からの注文急増」米の製造会社
https://mainichi.jp/articles/20170814/k00/00e/040/168000c 毎日新聞 2017.8.14
米国と北朝鮮が挑発し合い、そこに日本が巻き込まれる可能性がきわめて高いという現実に直面しています。両国の挑発の応酬が人々の不安を煽り、核シェルターの「爆売れ」にまでつながるわけですが、それがまさに戦争煽動に乗せられた結果であることは、次のようなCIA長官の冷静な発言から見ても明らかです。
※米CIA長官、北と関係緊張も「何ら差し迫ってはいない」と明言
http://www.afpbb.com/articles/-/3139074 AFP通信2017.8.14
※「米国に行くミサイルを日本が攻撃すれば日本にミサイルが飛んでくる」
岩上安身が元外務省国際情報局長・孫崎享氏に訊く!2017.8.12
「北朝鮮はグアムに攻撃する意図があるわけじゃない。ワシントンに飛ばす能力があると示すためにやるんです。『先制攻撃による敵基地攻撃』が北朝鮮の容赦ない反撃を招くし、それを日本が仮に迎撃できたとしても、バラバラになって地上に落ちてくる。その被害はミサイルそのものが落ちてくるよりはるかに大きい。この意味のない日本の政策の狙いは、ミサイル迎撃用PAC3を買って米防衛産業を潤すことと、日本国民に「安倍政権は頼りになる政権」というイメージを植えつけることにある。」http://iwj.co.jp/wj/open/archives/395470 6分37秒
日本列島全土に届く中距離ミサイルノドンなどは、10年以上前から200~300発保有し、実戦配備されており、核弾頭も数十発保持していると言われます。「地中に隠されたミサイルサイロすら探知できないのに、発射の兆候をとらえて先制攻撃を行うなど現実味が全くない妄想である」というのが専門家達の一致した見方です。
※「ミサイルの迎撃」という発想の愚かさを安全保障のプロに聞く
・元内閣官房副長官補・柳澤協二氏 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/368714 2017.3.16
・元内閣官房副長官補・柳澤協二氏http://iwj.co.jp/wj/open/archives/377549 2017.5.8
・軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/374670 2017.4.19
・軍事ジャーナリスト・福好昌治氏 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376934 2017.5.3
米メディアは、「大勢の人間が死ぬことになるなら、あちら側で死ぬことになる」とトランプ氏の発言として報じています。「あちら側」が北朝鮮を含む東アジアを指すだろうとは、想像するに難くありません。
※Top U.S. General to Meet South Korean Leader Amid Tensions 2017.8.13
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-08-13/top-u-s-general-jets-into-asia-as-north-korea-tensions-run-high
米国と一体化して北朝鮮を挑発し「脅威」を与え続ければ、いつ突発的な戦争の火蓋が切って落とされるかわかりません。いざ戦争が始まれば、実際に戦場となるのは日本列島に他なりません(…)北朝鮮が日本への反撃意欲を明らかにし、米国が戦争の惨禍を東アジア側に留めようとしている中で、関係のない戦争に日本が自ら首を突っ込むというのは非常に愚かな行為です。小野寺五典防衛相は、北朝鮮がグアム沖へミサイルを発射した場合、自衛隊が迎撃する可能性もあると異例の言及をしています。日本が戦争に横から割って入り、米国の代わりに戦闘を引き受けようとする? これこそ「集団的自衛権の行使」です。
※「日本列島を瞬時に焦土化できる」2017.8.9
敵基地攻撃論者の小野寺五典防衛相に対し、北朝鮮は名指しで警告 http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/09/north-korea_n_17705576.html
※北朝鮮“危機”とは一体何なのかPaul Craig Roberts http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-e83d.html マスコミに載らない海外記事2017.5.3
(…)北朝鮮はこの64年間、どの国も攻撃、侵略していない。(…)マスコミとトランプ政権による北朝鮮の悪者扱いは一体何だろう?イランの悪者扱いと同じことだ。“イランの脅威”はアメリカ弾道弾迎撃ミサイル基地をロシア国境に置く隠れ蓑として利用されたでっち上げだ。弾道弾迎撃ミサイル(ABM)は、核搭載ICBM(大陸間弾道弾ミサイル)を迎撃し、破壊し、ミサイルが標的に到達するのを防ぐのが狙いだ。「ABM迎撃基地はロシアに向けられてはおらず、ヨーロッパをイランの核ICBMに対して守るためだ」とワシントンは主張した。(…)イランがICBMも核兵器も保有していないのは確実だから、ロシア人はこれを信じない。ロシア政府は、「(ロシア国境に置かれている)アメリカ基地がワシントンの先制攻撃へのロシアによる報復を防ぐことに向けられている」と理解していることを明らかにしている。 中国政府もばかではない。中国指導部は、「北朝鮮“危機”の理由は、ワシントンが弾道弾迎撃ミサイル・サイトを中国国境に配備するための口実を作るためだ」と理解している。言い換えれば、両国に対するアメリカからの(先制)核攻撃に対する、ロシアと中国両国からの核報復を迎え撃つ盾をこそ、ワシントンは作っているのだ。(…)
※問題は、北朝鮮ではなく、ワシントンだMike Whitney 必読➡ http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-5755.html マスコミに載らない海外記事2017.4.17
「(…)朝鮮戦争中、アメリカは、第二次世界大戦中に、太平洋戦域全体で投下したより多くの爆弾を北朝鮮に投下した。(…)三年ほどの間に、我々は住民の20パーセントを絶滅した。(…)戦争の後半、都会の標的が不足するようになると、アメリカ爆撃機は水力発電用や灌漑用ダムを破壊し、農地を氾濫させ、作物を破壊した(…)」(セこれまで)金正恩が、サダムやカダフィの運命のようにならなくてすんでいる唯一の理由は、(…)ソウルや沖縄や東京を、くすぶる瓦礫の野原におとしめる能力があるからだ。核兵器は、アメリカの冒険主義に対する唯一の既知の対抗手段だ。(…)北朝鮮は、アメリカが1994年米朝枠組み合意下での義務を履行することを望んでいるだけのことだ。(…)「アメリカ 合衆国との直接対話時には、核開発計画を停止し、全てを国際原子力機関による査察対象にする協定を結び、1953年の“一時”休戦に置き換わる恒久平和条約を締結する用意がある」という首尾一貫したメッセージを平城は送り続けてきた。この申し出に応じることを我々は検討すべきだ。(…)」
※「朝鮮戦争終結」して初めて日本が「真の独立国」になるhttp://www.sewayaki.de/「朝鮮戦争終結」☞「日本独立」.html
※過去の成果「日本の草の根の市民による反核運動」―これしかない!
国際ジャーナリスト・春名幹男氏が明かす衝撃の歴史的真実!☞ 朝鮮戦争やベトナム戦争に際し、米軍の5回にわたる核兵器使用計画を押しとどめたのは、「日本の草の根の市民による反核運動」だった! 1958年にCIAが作成したレポートには、「(セ日本国民は)核兵器使用に対する深い感情的敵対心」を持っているため強く反発し、「(セ米軍が核兵器を使ったとなれば)在日米軍基地の使用を認めなくなるだろう」と記されていました。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290441 2016.3.5
※朝鮮での原爆使用阻止した50年8・6闘争
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/4393
※北朝鮮情勢巡る記者座談会 2017.8.18
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/4399