《連合の正体見たり枯れ神津》
♣連合、17日の中央執行委員会で、次期衆院選の基本方針を決定!
立憲民主党について「連合総体として支援体制を強化する」と明記したが、「連合は共産党を含む野党共闘にはくみしない」との記述も盛り込んだ。2020.12.17 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63970080X10C20A9PP8000
♣《連合の正体見たり枯れ神津》 植草一秀の『知られざる真実』より
(…)連合の神津里季生会長が12月17日の記者会見で、
共産党が立民などに呼びかけている「野党連合政権」構想を全否定した。
(…)神津氏の発言は自分が立憲民主党の党首であるかのようなもの。
「連合」のミッションは米国支配の日本政治構造を守り抜くこと。
日本政治刷新を阻止するためにCIAが創設した「民社党」=「同盟」が「連合」のルーツだ。
「同盟」は「総評」等と統合して「連合」になったが、結局は連合の主導権を奪ってしまった。
その「連合」は引き続き、米国が支配する日本政治構造を死守するために行動している。
最大の役割は、自公政権に対峙する勢力を分断すること。
(セワヤキ:「分断/分割 して統治せよ!」➡ 植民地の統治に帝国が使う裏の政策)
方法は単純明快だ。反自公陣営を「共産党と共闘する勢力」と「共産党とは共闘しない勢力」とに分断する。
選挙に行く主権者は全体の半分しかいない。選挙に行く主権者の半分が自公に投票している。
残りの半分を二つに分断すれば自公の勝利は揺るがない。
自公陣営にとって、小選挙区制を軸とする選挙では反自公陣営を分断することが決定的に重要な選挙戦術になっている。
この選挙戦術を実践するのが「連合」のミッションだ。
「共産党と共闘するのか」の言葉は「隠れ自公」を見分けるリトマス試験紙。
このスローガンを掲げることが、「私は自公の回し者です」の意味になる。
この意味で神津氏の発言は分かりやすい。
ここから得られる結論は野党共闘から連合を完全排除すべきことだ。
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