ウィシュマさんの死で露呈した日本の裏の顔――「人の道を外れてる!」「姉は動物のように扱われ殺された!日本の全ての外国人に見てほしい!」――この胸の奥から出る叫びに私達日本人はどう答えるのか? 入管収容者の扱いは、犯罪者でもないのに監獄での扱いより桁違いに凄いではないか!
♣ウィシュマさん 2020年8月収容され2021.03.06死亡
※入管法改正案「取り下げ」の背景にSNSと新興メディア 2021.05.26
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8bea8932b737d3f56249738369710e84c03228
(…)日本の入管収容および難民認定制度は、国連からもたびたび指摘を受けてきた。今回の改正法案も、国連人権理事会の恣意的拘禁作業部会が国際人権基準に則って見直すよう、日本政府に求めていた。 そうしたなかで名古屋出入国在留管理局に収容されたスリランカ人女性が亡くなる事件が起こった。(…)
※▶体調不良の訴え軽視 ▶後をたたない入管施設での死 ▶外部のチェック機能働か
ず https://www.tokyo-np.co.jp/article/123396 2021.08.11
※入管庁が映像公開 べットから落下のウィシュマさんが職員に23回助けを求めても3時間放置 「人の道を外れてる」と遺族ら 動画4分29秒
必見⇨https://www.tokyo-np.co.jp/article/123794 2021.08.12
「ここには人道が全くありません」「姉は動物のように扱われ殺された。日本の全ての外国人に見てほしい」「姉を病院につれていくことができたのに、それをせず、犬のような扱い方をした」「健康状態が悪化していることは誰がみても明らかだったのに入管職員は心もないし、人道というものが全く感じられない状況だった。人間の扱いができていない。」「自分たちに都合のいいことしか見せていない。都合の悪いことは全てカットしている。私達(遺族)は全て見たい。」「外国人みんなに非常に大事です。このビデオを見ればわかる。姉はこんなになった。明日はあなたの番です。」
※指宿昭一弁護士「ビデオの中に真実がある。ビデオを見れば入管に殺されたという事がわかる」~8.13名古屋入管ウィシュマさん死亡事件の真相究明のためのビデオ開示、再発防止徹底を求めるオンライン署名提出後記者会見2021.08.13 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495279
★#JusticeForWishma 名古屋入管死亡事件の真相究明のためのビデオ開示、再発防止徹底を求めます―オンライン署名 次の目標75000 https://www.change.org/p/justiceforwishma%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%85%A5%E7%AE%A1%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E7%A9%B6%E6%98%8E%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E9%96%8B%E7%A4%BA-%E5%86%8D%E7%99%BA%E9%98%B2%E6%AD%A2%E5%BE%B9%E5%BA%95%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99
※ ウィシュマさん死 映像公開について 望月衣塑子東京新聞記者の報告 動画48分58秒経過~ 必見⇨https://www.youtube.com/watch?v=lYt8aZ4oPgs 2021.08.14
※人権NGO代表らが出入国在留管理庁に、遺族、代理人、国会議員への全データ開示を要求!「徹底的な国会審議なしに真の意味の再犯防止は不可能」!ウィシュマ・サンダマリ氏の死亡事件調査報告書に対するNGO合同会見https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495337 2021.08.17
♣難民認定を待つデニズさん、入管職員による『懲罰』で「拷問部屋」を経験!
▲隔離部屋とは別の「スペシャルルーム」
※床に穴が空いただけのトイレの横に手錠をかけられて座らされる「拷問部屋」の実態! 入管で24時間監視される過酷な隔離部屋! 自殺未遂続出のため向精神薬を強制! 「起きたら涙が出ている」と元入管収容者が語る~世界難民の日 オンライントークイベント2020.6.21 必見⇨https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476830 ハイライト動画 10分55秒
難民認定を待つ庇護申請者は入国管理局に収容される。しかし、母国の迫害を逃れてきたはずの彼らは、日本の入管で新たな人権侵害に晒される。 排泄姿まで監視され、不衛生な隔離部屋や、本人が拒んだ精神安定剤の投与などが行われているため、精神が不安定になり、自傷行為や自殺未遂を図る収容者が絶えない。
2015年に東京オリンピックの開催が決定してから「テロ対策」を口実に、在日外国人の、入管への収容者は増え、それまで1年ほどで仮放免されていた収容が長期化した。期限が知らされないままの収容に気が滅入り、精神的に憔悴した外国人らは自殺未遂や自傷行為に及ぶ収容者も続出している。
(…)現在、難民申請中のデニズさんは、入管収容中の経験を赤裸々に語った。入管には隔離部屋が存在する。部屋には監視カメラが設置されており、プライバシーがまったく無い。女性も同様に扱われ、「恥ずかしい」「動物と同じ扱いだ」と屈辱を語る。また、隔離部屋とは別に「スペシャルルーム」と呼ばれる部屋があり、そこの衛生環境は劣悪だ。スペシャル―ムにも和式トイレが設置されているが、囲いもない。靴を脱いで上がる畳もなく、収容者本人や職員が土足で出入りする地べた同然の床に寝なければいけないという。手は時に背後に縛られ、横になると地面同然の床と接触した肌が炎症を起こしてしまう。「衛生的」「健康的」とはとてもいえない。以下(上掲)はそのスペシャルルームの写真である。緑色の床の右上に見える銀色のの穴がトイレである。手錠をかけらえたままであることに注意を。この状態で用をすませなければならない。見ようによってはトイレの個室に監禁されているともいえる。
(…)デニズさんも自分の意思とは反対に、精神安定剤の摂取を強要され、無意識に自殺未遂に及んだこともあったそうだ。入管での暴行など、非人道的な扱いを受けた経験からトラウマとなり、現在も悪夢を見たり、目を覚ますと泣いたりする日々が続く。現在、デニズさんは仮放免中で入管を離れているが、開放されてからの生活も容易ではない。なぜなら仮放免の条件として「職業又は報酬を受ける活動に従事できない」と定められているからである。収入源のない仮放免者らはどのように生活するというのか。それでも、日本に残りたいのは、トルコがクルド人にとって危険な場所であるからだ。「日本で頑張りたい。(中略)私の国は全然平和じゃない。クルド人はデモをしたら捕まる」。デニズさんはそう話し、改めて日本における難民認定を懇願した。
最近、入管は「強制退去違反罪」の導入を検討している。内容は、国外退去を義務づけ、従わない外国人には懲罰を科すというものである。入管の中には、母国での迫害を逃れて来た難民も収容されているため、このような入管難民法改正案(ウィシュマさんの死後「取り下げ」に!背景にSNSと新興メディアでの抗議の広がりが)を許してはいけない。今後、コロナの影響による仮放免者の増減は予測できないため、引き続き、強制退去違反罪の導入を含めて入管には注意の目を向ける必要がある。